6月に仕込んだ梅干、、、先週やっと干せました♪
梅干の何が大変って、3日間晴天の続く日を見極めて干すことだとつくづく思います。自分のスケジュ-ルもありますから。
本来土用干しといって夏土用の期間に干すのです。2017年の夏土用は7/19~8/6でした。この頃の、ギラッとした照りつける太陽が梅干しづくりには必要なのですが、今年は異常気象?ちょうどその頃いい天気がつづかなかったです。8月に入ってからは毎日雨。20日以上続いたのでしたっけ?
梅干はとにかく濡らさないことが大事なので、雨は絶対厳禁なのです><
量が少なければ雨が降ってきたら取り込むこともそんなに大変じゃないけど、私はだいたい10キロ近く毎年漬けてるので・・・取り込むっていうのはまず難しく。3日間ずっと自宅にいるというのも最近ではめったにないので、日中出しっぱなしでも大丈夫な日を選ばないといけない。そんなこんなで遅れました。
それでもなんとか無事干し終了!ほっ。。。
上が干し初めのとき。下の写真が干し終わり。
やっぱり表情が変わります。
干し初めの頃は黄色っぽくて、梅酢から出したてだからしっとりうっくら。
干し終わるとうっすら赤みがかってくる。そしてしわがよって塩を吹きます。こうなれば安心!もうかびたりすることはないのです。
梅干し、梅干しと言うけど、干さないと梅「干し」にならないといつも思います。他のお漬物でこんな工程を要するのはないわけで、だから原理的には塩漬けした状態でも食べられるわけだけど。
干すことの効果はいろいろ言われています。一般的には肉崩れ防止と風味、肉質をよくすること。肉崩れ防止、はわからなくないけど、風味とか肉質って何?私の解釈では、要するに「梅干しらしくなる」ってことに尽きると思うのです。
あと保存性のアップかな。干す前は梅酢から出ている部分などにカビがつくことがたまにあるけど、干したあとは梅酢より上にあってもかびたのを見たことがありません。
日光消毒って言葉がありますよね。どこまで科学的根拠があるのかはわかりませんが、確かにそういうことを実感します。
出来上がった梅干し。
白梅干し、赤梅干し、できあがりはそれぞれ3キロくらいかな。なんか今年はすごく少ない気がする、、、(爆)
右上のざるはもみしそと潰れて種から外れた梅干し。どちらもまだしばらく、カラカラになるまで干します。
もみしそはその後細かくしてゆかりふりかけに、梅干しの方は干し梅として持ち歩き用に(ランのあとに頂いたりします♪)
干し終わったざるをほしているところ。
お疲れ様でした!また来年、よろしくお願いします。右の大きな丸いザルは大叔母(祖母の妹)から譲り受けた大事なものです。ずっと大切に使い続けたい、、、。
大変そうに思える梅干しですが、作ってみれば案外簡単です。私の発酵食品教室に来てくださった方のほとんどの方が「思ったより簡単だった」とおっしゃってくださいます。
誰にとっても一番効能の高い発酵食品は自分で作ったものなのです。
一人でも多くの人が自分で発酵食品を作るようになり、心身の健康を維持していけるようになりますように。
9月からは甘酒レッスンが始まります。
いろんなお客様と出会えるのを楽しみにしています♪
甘いもの依存、便秘、精神不安定、シミそばかす、・・・
私のレッスンがお客様の悩みを解決できますように★
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
セルフケアキッチンQooki は
:,。☆゚アラフォーの危機は自分で立て直そう:,。★゚
をテーマに
食事相談
オートクチュール料理レッスン
発酵食品料理教室
などを行っているプライベートサロンです