<フィールド・ノート>
さてついに今夜のお宿フィールド・ノートの中へ。
戦後の開拓農民が使っていた山小屋を改装したというフィールドノート。事前のメールのやりとりの中で聞いていた「木桶のお風呂」「薪ストーブ」が次々目の前に現れる!
他にも子どもの頃にタイムスリップしたような~という表現が似合う情景がそこここにあります。
(私は団地っ子でこういう子ども時代をもっておらず実感がないのが残念すぎ><)
<薪ストーブを囲みながら>
薪ストーブの周りに座って食事開始。食事しながら写真撮るの、実はあまり好きではありません。なので写真がないのですが、いろんなメニューが次々出てきました。Y子さん料理上手!プロなんだから当然とはいえおいしさ、手際、どちらにも感服しました。
<本ものがあふれてる>
唯一撮った写真はこの製造元内緒のお酒^^浄法寺漆の器に入れていただきました。
お酒も、下戸な私でもなんだかするする飲めてしまいました。同行者も同じ感想でいい気分だけど酔っ払わないと。寺田本家さんのお酒を飲んだ時と同じでした。「百薬の長」といえる、本もののお酒はこういうものなんですよね。
薪ストーブの上にはこんな素敵な南部鉄瓶も!南部鉄瓶でお茶を沸かす生活にも憧れてます。
漆、無添加のお酒、鉄瓶・・・ひとくくりにするのは乱暴かもですが、どれも「本もの」なのです。本もの=本当に良いもの。こちらのブログが言うところの「キチンと暮らしていく」ことを支えているもの。私が何処かで失くしてきた「本もの」。
<失われたもの?>
薪ストーブは暖房と煮炊きを兼ねているんですよね。大きな鍋にはお湯がたっぷり、その蓋の上にお皿を乗せて料理が冷めないようにしたりもしてました。
団地育ちの私ですが、子どもの頃石油ストーブの上ではいつもやかんでお湯が沸いていました。部屋の加温(保湿もですね)と煮炊きを兼ねる暖房、使っていたことあるということです。40年くらい前は当たり前の光景だったと思います。
変わったのはいつごろだろう?
さっき私は「失くしてきた」と書きました。
失われた~~という言い方をよく聞くけど、それは不正確な発言だと思います。それらが自分の生活の中になくなったのは自然消滅でもなんでもないはず。それを選ばなくなった自分の選択の結果ということが表現されてないから。
選ばなくなり、その代わり何を選んできたのか。そして自分は何を得て何を失ったのか。残りの人生で自分は何を選んでいきたいのか。
タイマグラで過ごしたのは丸一日にも満たない時間でした。が、日常の中でも時々頭をかすめる思いにりんかくが与えられた、貴重な時間でした。
今度暖房器具を購入することがあったら、ストーブにしたい・・・♪
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