ある機関での、相談のケーススタディ
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ある女性が、小学6年生の時、
遊びに行った伯母さんの家で家事手伝いをさせられたと言う。
伯母さんは、リビングでお茶とお菓子を楽しみながら笑っているが、
おとなしい自分は、躾と称し、お風呂掃除等をさせられ、
「迷惑だ」と言わせない気質が働いていた と。
子どもの頃から気を利かせて、器用に動く長女だという女性。
しかし、伯母自身が家事をし、手伝わせるのならともかく、
リビングで座って笑っていた...と。
現在60歳の彼女の脳の時計は、
12歳で止まったままになっている箇所が視られます。
こころ深く根を張る、子どもの頃の出来事と共に、
母親へのモラハラ となり、苦悩する現実も垣間見えた。
途中、母親の兄弟の構成について話すときは、伯母は一番上になったり一番下になったり...
混乱しているところも表れていた。
何十年も経過していても、
ネガティブな感情が絡まった糸の様になっているこころ(脳)の箇所。
【解こう】 とするのか は、本人の決断のみ。
探そう 知ろう は、決めたことで取捨のアンテナが立ってしまう。
苦悩し、こころが停滞する現実から、
「決めていく」ことへの引っかかりは何にあるのだろう?
私たちは、幸せの中にあるのなら、引っかかることはないのです。