何度も言うけど、遊助、紅白出場決定おめでとう
このチャンスに、たくさんの人に、遊助の曲を聞いて、遊助の気持ちが届いたらなぁと切に思います
難産だった6男坊の
『ひと』
なんだかこれが、ある意味ターニングポイントになるんじゃないかと思ってたけど
ほんとになる気がします
もちろん、カップリングの『手に持つ人』も含めてですが。
たしかに、今までも間違いなく『遊助』のワールドがあって、そのスタンスやスタイルはブレないまま来たけど
なんだか、足場が固まった感じがするんです。
なんでしょ・・・
1stステージ完了みたいな・・・
遊助は、ほんとに素人からのスタートでしたよね。
サプライズのために、NOBB君やアーコさん(今はHEARTBEATだけど)の力を借りて作った『ひまわり』
この頃は、ほんとにイメージをNOBB君に伝えるくらいから始まったのかもしれません。
歌い方も、もうまったくの素人(笑)
でも、やるとなったら全力投球の人。
よちよち歩きだった遊助も、立派に成長してきました。
最初は、手に汗握って、緊張して見守っていた遊助も(笑)
今は、今度はどんな素敵なもの見せてくれるんだろう。
とか
どんなパフォーマンスを見せてくれるんだろう。
とか思いながら、安心して
いや、ワクワクして見てられるようになりましたよね。
逆に斜め上行き過ぎて、心配なとこあるけど・・・
ライブだって、最初は手探りの感謝祭を3000人
そして、ひまわり祭
ライブツアー
3万人ハマスタライブ
と成長してきました。
内容も、急速に
でも着実に進化した。
最近は、楽器ができなかったり
楽譜を読めなかったり
昔から音楽活動をしていないと
アーティストとして認められない風潮を感じることがあります。
ストリートから出てくるのが、本筋みたいな・・・
たしかに、そうやってメジャーに出てくるアーティストは、その時点でもうかなり確立されていることが多いですよね。
遊助みたいに、素人から進化しているアーティストを間近に見ることってなかなかないと思うんです
(A○Bもそれが売りですよね。でも、遊助はかなりセルフプロデュースの部分があるからそれをより強く感じるのかもしれません。)
私は、楽譜なんて音楽を伝える一つの手段でしかないし
楽器も表現の一つの手段でしかないと思うんですよね。
今の楽譜は、西洋音楽から波及した記録の為の形で、楽譜だけを見ても音は聞こえてこないですから。
楽譜や楽器で表現するのが音楽なら
アフリカの民族音楽とかは音楽じゃないのか
日本の伝統音楽も、楽譜なんて存在しなかったから、音楽じゃないのか、ということになってしまうんですよ。
日本の民謡とか(太鼓や三味線や笛)は、口づてで伝承されてきて、記録するようになっても、符号みたいなものですからね。
要は、体や心の中に音楽があるか。
だと思うんです。
私には、たぶんないな・・・
歌うことはできても、生み出すだけのものはないもん。
遊助は、小さい時から毎日洋楽を聞いて
沖縄民謡を聞いて
それから、レゲエもジャズも近くにあった。
ポップスもたくさん聞いてきた。
そういう引き出しがあるから、今の遊助があるんだろうな、と思います。
ただ、その表現手段の楽器を弾くとか、楽譜に書くとかが出来ないけど。
でも、それが出来ない方がよかった気もします。
遊助の頭や心の中にある音楽が、変な制約なしにいろんな力を借りて形になる。
それは、音だけにとどまらなくて、映像や様々な演出をともなってるから、遊助の音楽になるんだと思うんです。
そういう形が、しっかり確立してきて
遊助というジャンルが認知されて来ている。
アイドルでももちろんないし
アーティストと言うのも抵抗があるんだけど
やっぱり『遊助』なんですよね。
この前のARENA37゚Cで、遊助が、自分でしか表現できないことを表現したい。
って言ってたけど
まさに、遊助にしか出来ないこと。
たしかに、好き嫌いは極端にわかれるかもしれないし
手軽にみんなが聞くような音楽とも、少し違う。
遊助の音楽は、繰り返し聞くたびに味わいが変化するし
歌詞とかも、聞けば聞くほど深いところがあるから
はまる人ははまる。
広く浅くから、狭く深くに少しシフトしてきた気もする。
でも、もちろん少しでもたくさんの人に遊助を知って聞いて欲しいですけどね・・・
遊助は、俳優の上地雄輔が、バラエティーの企画からたまたま生み出されたもの。
普通に考えたら、一発屋で終わるのが当たり前くらいの話しです
でも、たしかに右肩下がりではあっても、常にオリコンのトップに名を連ね
配信も、レンタルも、リクエストも、バランスよく出ています。
遊助は、決して歌が上手くはないし、素晴らしい歌声があるわけじゃありません。
その上、メッセージ性を重視しているから、必ずしも遊助の声や音域に合った、歌い易い歌ばかりではない・・・
『船上・・・』や『CHU-CHU TRAIN』とかの中音域の曲だと、すごく声の伸びもよくて、上手いんですけど・・・
でも、こうやって支持されるのは、やっぱり時代が求める『何か』が遊助にあるんでしょう。
SONYとの契約も、2年になります。
今までは、ある程度SONYの敷いたレールの上を走っていた感があるけど
これからは、どうなるんでしょうか・・・
大ヒットはしなくても、じわじわとよさが広まって、ロングヒットになるような・・・
そんな風になったらいいな。
遊助がアーティスト
シンガーソングライターとして認知されてくれば、タイアップや主題歌のオファーもついてくると思います。
そして、遊助が遊助のペースで、伝えたいメッセージを遊助らしく表現し続けてくれるといいんだけどな、と思います。