今日のコメントで”ぷにぷに”さんが高松市で
BNCT の(国際)会議にでてすごかったという報告をしてくれました。

BNCT はなにがすごいかというと:

がんの部位に薬でホウ素(B)がひっつくけるんですね。
なぜかっていうと
このホウ素がすぐれもので、どういうわけか、
あるエネルギーの中性子と相性がよくて、
ホウ素がこれまた中性子をひっつけてしまうんです。
この中性子は強い放射線をだすので
ひっつかれたがんのDNA が修復できなほど痛んでしまうんです。
理論的には普通の細胞の何千倍もひっつきやすいので
がんに数千倍も放射線をあてられるのではないかということで
みんな頑張って研究しているんです。
実際は数倍もいくかどうかわかりません。

そのわりには大量の中性子が必要なので原子炉からでる
中性子をつかって臨床試験をしているんです。

京都大学の原子炉でこの治療がおこなわれていましたが
この原子炉が別の理由から閉鎖され残念ながら
京都大学での治療はできなくなってしまったようです。
専用の加速器を京都大学につくってもらいたいですね。


そうそうBNCTの意味は
中性子補足療法の
英語の頭文字の略です。