私は、今までに癌に関する書物をたくさん読んできたし、独学で医学や薬学の勉強をある程度した。
とはいえ、大学で医学や薬学を習ったわけではないし、そもそも大学進学すらしていない。
だから、これから述べる内容については、改めてその正否を確認されてください。
そして、もし、これから述べるアイデアを活用したいと思われましたなら、専門的に必要な全ての検討や調査をしていただき、安全性を慎重にしっかり確認しながら、進められてください。
癌は、糖質以外のアミノ酸や脂肪を直接エネルギー源とすることが苦手である。
したがって、糖質をできるだけ制限し、大量の脂肪と適度な量の蛋白質を摂ることによって、癌を退治しようとするケトン食療法と言われる食事療法がある。
ただ、この食事療法を続けていると、アミノ酸からブドウ糖を作る代謝経路が活発になって、効果がなくなってしまうことがある。
そこで、糖が少なくなってアミノ酸からブドウ糖を作る代謝経路の中で働いている酵素の中でその代謝経路に特徴的な酵素のどれか一つに対して、その働きを阻害する物質を投与すれば、効果が再び上がるかもしれない。
しかし、そんなことをすれば、代謝ネットワークが乱れて問題が生じるかもしれない。
そこで、代謝経路にある酵素を阻害するのではなく、代謝産物を狙うのがよいかもしれない。
アミノ酸から一気にブドウ糖が生成されるのではなく、それまでに何段階かに分けて違う物質が生成されているはずである。そのどれかと反応してその物質を他の物質に変えるような物質を投与すればよいかもしれない。そして、狙うのは、ブドウ糖になる一歩手前の物質が最もよいかもしれない。
しかし、それでも問題が生じるかもしれない。
それなら、ブドウ糖になる一歩手前の物質を他の物質に変える物質を投与すると同時に、ブドウ糖によく似た物質でブドウ糖の量を検知する酵素にブドウ糖と誤って認識される物質を投与すれば良いかもしれない。
あるいは、ブドウ糖の量を検知する酵素にブドウ糖と誤って認識される物質だけを投与すれば良いのかもしれない。しかも、最初から、その物質を投与するのが良いのかもしれない。
しかし、ブドウ糖の量を検知する酵素にブドウ糖と誤って認識される物質は、ブドウ糖の量を検知する酵素にだけ結合して、それ以外の酵素や生体内の物質に結合したり反応したりするものであってはならない。
アミノ酸からブドウ糖を作る代謝経路が活発になるのは、ブドウ糖の量を検知する酵素がブドウ糖が少ないと検知するルートだけではなく他にも一つもしくは複数あるかもしれない。その場合は、他のルートが働らく原因もなくせば良いかもしれない。
糖が少なくなって脂肪からブドウ糖を作るに至る代謝経路についても、糖が少なくなって筋肉を分解してアミノ酸を作る代謝経路についても、糖が少なくなって脂肪組織を分解して脂肪を作る代謝経路についても、以上述べたことと同様のことが言える。又、それらの代謝経路以外で考えるべき代謝経路がある場合も、その代謝経路について、同様のことが言える。
とにかく、癌に対する効果だけでなく、人体の安全性も、同時に確保する必要がある。
この問題は、人体の代謝ネットワーク及びそれに関連することに詳しく且つその他の医学全般にも詳しい人に考えてもらうべきものだろう。
この記事を読まれた方は、“ 癌治療のためのアイデア その3” と “ 癌治療のためのアイデア その10” も読まれてください。