私は、今までに癌に関する書物をたくさん読んできたし、独学で医学や薬学の勉強をある程度した。
とはいえ、大学で医学や薬学を習ったわけではないし、そもそも大学進学すらしていない。
だから、これから述べる内容については、改めてその正否を確認されてください。
そして、もし、これから述べるアイデアを活用したいと思われましたなら、専門的に必要な全ての検討や調査をしていただき、安全性を慎重にしっかり確認しながら、進められてください。
癌を治療するのに効果があると本に書かれたサプリメントは、たくさんある。
中には、いかがわしいものもあったかもしれないが、複数の出版社から本となって紹介されているサプリメントは、そうでないものと比べてそれだけ信憑性が高いとは言えるだろう。
サプリメントは、単一の物質のものもあれば、複数の物質からできているものもある。
効能も、免疫機能を高めるもの、免疫調整をするもの、癌を死滅させるもの、正常細胞への副作用を低減させるものなど、いろいろある。
あるサプリメントに複数の効能があると考えられる場合、そのサプリメントの中のどの物質にどんな効能があるのか、1つ1つ取り出して調べてみるのは意義のあることだろう。
例えば、癌を死滅させる効果があると考えられているのであれば、サプリメントの中のどの物質が、どのような癌に対して、どの位の量で、どの程度死滅させるのかを、詳しく調べるのである。そして、どのような作用機序で癌を死滅させるのかを調べる。そうすれば、例えば、その物質が適用できる癌の範囲がわかる。
又、副作用を低減できる効果があると考えられる場合は、どの抗癌剤が起こすどの正常細胞に対するどんな副作用が低減できるのかをまず確認する。例えば、抗癌剤Aが小腸細胞に対して強い副作用を起こすことがわかっているとする。そして、抗癌剤Aを投与する時、同時にサプリメントBを服用した人は小腸細胞に起こる副作用がかなり低いことが、広く知られているとしよう。その場合、まずは実験系で正常な小腸細胞を2つのグループに分け、1つには抗癌剤Aだけを投与し、もう1つには抗癌剤AとサプリメントBを一緒に投与する。その結果、前者のグループがかなりダメージを受けているのに後者のグループはあまりダメージを受けてないということが再現性をもって言えれば、次は、サプリメントBの中のどの物質がそのような効果を生じさせるのか、1つ1つ調べるのである。そのような効果を生じさせる物質は1つだけでなく複数かもしれないし、それぞれ1つでは効果がないのに複数の協調作用で効果が生じるというものかもしれない。だから、1つ1つ取り出して調べるだけでなく、2つの組み合わせ、さらにはそれ以上の組み合わせをも網羅的に調べていく。そのようにして、効果のある物質、あるいは効果のある物質の組み合わせがわかれば、今度は、その物質、あるいはそれらの物質の組み合わせが、どのような作用機序でその効果を発揮するのかを調べるのである。
そして又、サプリメントと言えども、人体にとって有害なだけのものも含まれているかもしれない。
そういったものを調べるために、まずは実験系ですべての正常細胞に対して、サプリメントの中の物質を1つ1つ投与して調べる。そして、有害なだけの物質は除外する。そのようにして、有用な物質の組み合わせを作り、再度、その物質の組み合わせで、実験系のすべての正常細胞に対して安全性を確かめる。例えば、ある正常細胞がある条件下である物質を分泌するのであれば、その正常細胞内にその物質の組み合わせがある時も、同じ条件下で同じ物質を分泌するかということも調べる。
実験系でしっかり安全性が確認できても、油断することなく、さらなる安全性を慎重にしっかりと確かめていく必要がある。