私は、今までに癌に関する書物をたくさん読んできたし、独学で医学や薬学の勉強をある程度した。
とはいえ、大学で医学や薬学を習ったわけではないし、そもそも大学進学すらしていない。
だから、これから述べる内容については、改めてその正否を確認されてください。
そして、もし、これから述べるアイデアを活用したいと思われましたなら、専門的に必要な全ての検討や調査をしていただき、安全性を慎重にしっかり確認しながら、進められてください。
マクロファージが癌を食べようとしている写真を以前見たことがあった。
本当かどうかインターネットで調べてみたら、確かにマクロファージは癌を貪食したり傷害したりするようである。
ところで、癌には癌遺伝子が1つないしは複数存在する。
そして、正常細胞に存在するのとは少し構造の違う蛋白質がその癌遺伝子から作られ、癌の増殖のために働く。働き終えたその異常蛋白質は、癌細胞内で分解され、癌の細胞膜にあるMHCクラスⅠ分子の上に乗せられる。
MHCクラスⅠ分子の上に乗せられなかったものは、癌の細胞膜にその一部を細胞膜の外側に出して存在していると、かなり前に読んだ本に書かれてあったが、その本は癌について書かれた本ではあったが、専門書という類いのものではなかった。
癌の異常蛋白質の分解物が実際にそのように存在しているとしても、そんなに長い時間は存在していないのではないだろうか。しかし、たとえそうであったとしても、そのように存在している異常蛋白質の分解物がマクロファージの標的になっているのかもしれない。
もちろん、マクロファージの標的になる分解物は、変異部分を含んだ分解物である。そして、分解物の長さがおおよそ決まっているのであれば、1つの異常蛋白質の分解物の中で変異部分を含んだものの数はそれほど多くないはずであり、そのような分解物の全ての分子式を知ることはそんなに難しいものではないだろう。
もし、マクロファージが本当に変異部分を含んだ分解物を標的にするなら、その分解物が細胞膜の外側に出ている部分に変異部分が存在すれば、その変異部分も含めてある程度の領域でそこに結合する物質を結合させれば、マクロファージの標的としてより狙われやすくなるのではないだろうか。それで効果が出ないようであれば、さらに結合させた物質の端にもう1つ別の物質を結合させたらよいのではないだろうか。
ただし、最初に分解物に結合させる物質は、正常細胞や正常組織のどこにも結合してはならない。
その次に結合させる物質も、正常細胞や正常組織のどこかに結合するようであれば、どんな副作用が起こるかわからないので、そのような物質を選ぶべきではない。
しかしそれにしても、マクロファージは、どのようにして細菌やウイルスやウイルス感染細胞や癌細胞を正常細胞と区別して攻撃していくのだろうか?
その答えによっては、今まで述べてきたことは全く無意味になる。
その場合は、どんな癌をもマクロファージが退治できるようにするためには、マクロファージを根本的に作り変えないといけないのではないだろうか。