エアロバティックスの大会は通常10日間近く続く。
競技としは結構長い。

何故、長いのかというと、世界19カ国から80名近くのパイロットが集う。
一機づつ飛ぶので、各演技所要時間は5分程度。
離陸、着陸があるので前後に5分ほど、そうするとどんなに急いでも15分は必要。
15分✕80機は1,200分。休みナシで飛べば20時間で終わる、、、。
ジャッジも人間だからお昼休みも、トイレ休憩も必要。
なので競技ひと種目に対して2日間は要する。
途中、天候待ちもある。雨はもちろんNGだし、強風または雲が低ければ飛べない。
競技は予選、本戦2~3種目とあるので、オープニング、クロージングセレモニーを
含むと10日間は必要なわけである。
だが、逆に会場の雰囲気は穏やかである。
飛行機が一機ずつ淡々と飛び続ける。
競技は朝早くから始まり、日が沈む直前まで行われる。
ドキュメンタリーの撮影はいつ何が起こるか分からないのでとりあえず選手に張り付き。
会場には毎日足を運ぶ。今回は晴天に恵まれ、飛行場に行かない日は一日もなかった。

会場となる飛行場はだだっ広く特になにもない。
飛行場常設の飛行機格納庫、選手用のテントが並ぶだけ。
日を遮るものも少なく、冷房施設もないので、体力を消耗しやすい。
極力日陰に入り込んで、常に水分補給。
昼飯は飛行場に作られたテント内で食事。
ハンガリーなので出る料理はもちろんハンガリー料理。

ハンガリー料理の特徴は果実スープ。
写真のスープはラズベリースープ。冷えたスープなので夏には最適。
その他にもストロベリースープ、ブルーベリーなど様々。
テイストはシェイクみたいな感じかな。
他にはパプリカや唐辛子を使った料理などあるが、基本は薄味で日本人の舌にとても合う、美味。
ニーレジハーザの近くはトカイ地方であり、トカイワインが有名。
かなり甘いので好き嫌いがハッキリするかも。
結果、滞在中は近場のイタリア料理屋へ通ってた率のほうが多かったかもしれない、、、。

また田舎町ということもあり物価が安いのが嬉しい。
写真のジェラートは70円ぐらい。日本だったら5倍はする。味は5倍ぐらい美味しい。
ブランド品の値段はどこも一緒だが、食事全般は非常に安かった。

これはニーレジハーザの市街地。
レストランとショッピングモールが1~2キロ四方に広がり、その後は住宅地といった感じ。
非常にのどかな町。
話を大会に戻すと。
ロンドンオリンピック真っ只中に行われたWAAC2012は、始めてチームという形で参戦した。
本来は最低パイロット3名、チームマネージャー1名、コーチ1名という形が理想。
今まではパイロット1名のみの孤独な戦いだったが、
今回はパイロット2名、チームマネジャー1名と“チーム・ジャパン”として参戦。
得た収穫は予想以上に大きかった模様。その詳細や結果については番組にてご紹介します。

次回の大会は9月にスロバキアで行われるヨーロッパ選手権。
また、レポートします。
おしまい