万事に雅でおおどかな振る舞いを良しとした王朝の貴人にとって、
せわしない動きは何より慎むべきもの。
歩く時も、通常は一呼吸に2歩という「平歩」、
儀式などでは片足を踏み出すのに
3呼吸もかけた「練歩」で進んだと言いますから、
一呼吸につき約4歩のスピードで歩く現代人と比べると、
非情にスローテンポです。
男性の場合は、冠の纓が左右に揺れて隣の人の顔に当たることを考え、
急に横を向くなどの動作もいけません。
会話のテンポなども、今では想像がつかない程
ゆっくりしたものだったと考えられています![]()
王朝のルームライト 台座は牛の糞![]()
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灯台は、当時もっともポピュラーだった灯火具のひとつ。
元々3本の木を組み合わせた脚の上に油の皿をのせていましたが、
後に脚は1本となり、安定のために台座をつけるようになりました。
高さによって、手元を照らす1m前後の切灯台と、
それより大きい高灯台に分かれ、
台座の形で菊灯台や牛糞灯台などと呼ばれます。
このうち、菊灯台は文字通り台座に菊花形の切り込みがあるもの、
牛糞灯台は3段に盛り上がった台座を牛の糞に例えた点がユニークです![]()
気分は唐の大茶人
平安のカフェブーム
日本にお茶が広まりはじめたのは9世紀はじめ、
平安時代初期でした。
全て唐風の文化を手本にしていた時期でしたから、
留学僧が持ち帰った喫茶の文化はすぐに上流貴族達の間に広まります。
とりわけ、嵯峨天皇の弘仁年間にピークを迎え、
当時の漢詩の宴には音楽と共に茶が欠かせなかったとか。
とはいえ、ここでいうお茶の茶葉の製法も入れ方も、
現在とは全くの別物。
蒸した茶の葉を臼でつき、
型に詰めて乾燥させた「団茶」と呼ばれるものの粉末を熱湯で煎じ、
その上澄みを飲んでいたようです![]()
あなたにとって天使のような存在はだれ?
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