明かりの点滅や明るさの調整に気を配り、

姫君のサポート、姫君の夜の訪問者への応接、

管弦のお相伴と、様々に立ち働きをした。

女房同士、明かりの元に集い、

お仕えする姫君のPRや男子貴族の品定めなど、

井戸端会議も繰り広げられたらしいガーベラ

 

室外の明かり

手に掲げ持つ松明

「焚き松」の転訛ともいう。

松のヤニの多い部分の割り木や竹、葦などを束ね、

先端を焦がして油を染み込ませて用いた。

広い庭などを照らす際、人々が松明を持って並ぶことを、

「立明」とか「炬火」と呼ぶ。

なお松材は比較的光が強く、

少しばかりの風や雨にも消えないので、

室外用にはよく使われたコアラ

 

軒先に吊るす燈籠

本来は仏堂前の献燈用具として大陸から仏教と共に伝わった。

四角、六角、八角などの屋根付きの火袋の中に、

油皿を入れ燈芯を使って灯すもので、

台燈籠と釣燈籠がある。

宮廷や貴族の邸宅で用いられたのは主にして釣燈籠で、

庭に面した廂や渡殿の軒などに用いられた豚

 

神仏に供える燈明

別名「御燈明」。

燈台に乗せた蝋燭を燈明として用いることは

仏教の伝来とともに伝わり、奈良時代には

大陸より舶載された密蝋燭が寺院や宮廷で使われていた。

遣唐使の廃止により密蝋燭は姿を消し、

「源氏物語」などの物語や当時の文献にも記述はない。

油皿を使っての燈火が主になったせいか馬

 

炎が揺れて風情美しい篝火

鉄製の火籠に松などのこまかい割り木を入れて燃やす。

鉄製の三脚の上に籠を乗せたものを「据篝」、

籠に鎖をつけて鉄の釣柄に吊るしたものを「吊篝」と呼ぶかに座

 

遣り水のほとりに設えた吊篝の炎が水面にきらめいて、

少し離れた居室の源氏と玉鬘の元へ、

涼し気な風情ある光を投げかけている。

琴を枕に源氏と添臥しや玉鬘の姿は、

「かすかな光を受けて艶やかに美しく、

長い黒髪もひんやりと上品に見える」と書かれるうお座

 

 

 

 

 

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