突然ですが(^^)
ワタシは存外、春樹ストです⭐️
新しい本が出るたびに
読もうと手にする程度には
十分ハルキストです😁
というわけで
文庫本新刊発売を横目でみて
無視する訳にはいかず🤗
楽しい時間を過ごしました〜
今日はその感想文です😁
面白かった〜⭐️⭐️⭐️
8編の短編集⭐️
1番心に刺さったのは
「ウィズ ビートルズ」
いや、あるんですよー。
半世紀を生きたBABA
↑なんか別の生き物みたいで面白
にもなってくると、
ふと
若かりし自分の事を
漫然と思い出すことが
この短編には、
ワタシもあったわ〜
そゆことが〜
ていう、ほんのり遠のいてる
幾つもの幾つもの
記憶の断片が、垣間見えます。
逆に、よくある原体験が
なぜ、こんなにもひとつなぎになり
印象的な物語として、紡ぎ出されるのか…
これぞ、人気作家
作家ってのは、すごいな…
と、改めて感じ入りました
この短編の中で
ワタシも記憶にある
体験が、幾つもあり、
共感しましたし、分かる分かる…と
唸りました。
例えば…
短編小説の主人公•ボクにとって
ビートルズは、好きでも嫌いでもなく
ただただ、当たり前のように
毎日毎日流れている曲だった…と。
うんうん⭐️ワタシにとっては
それ、サザンオールスターズだったっす〜
好きも嫌いもなく、何か県歌的な🤗
高校入学したばかりの時、
廊下ですれ違った
印象的な少女の記憶…
ビートルズのLPを抱えた少女
彼女の姿を毎日毎日探したが、
とうとう見つけられなかった…、と。
記憶が改ざんされて
若干顔カタチを見誤っていたのかも…
その後、何人かと付き合ってみたが
記憶の少女を超える彼女は現れなかった
↑という、センチメンタルな記憶…🥲
なんか、そういうの分かるわ〜
ものすごく、分かる🥲🥲🥲
ガールフレンド不在時に
彼女の家に行ってしまって
家族と、はからずも親しくなり、
おしゃべりしてしまう…とか
↑分かるわぁ〜
本人不在時に家族に
上がって待ってたら!みたいに
勧められる気まずい変な感じとか。
よく、友人や彼氏不在時に、そのご家族
とくにお母さんに勧められて、
ケーキとかご馳走になってたわ
数十年後、その家族に再開し
お茶する事になるとか…
で、その際の会話が
これぞ小説!!って
ギョッとするオチだからこそ
購入して読んでみて頂きたいのですが。
この物語のオチ…
しんみり考えさせられてしまい
余韻を楽しんでいます。
記憶の断片は、なぜか
バラバラなんだけど
村上春樹さんの手にかかると
物語になるのが、不思議だ。
ワタシは、だから
村上春樹氏が好きなんです。
つくづく思った一編でした💕💕💕
次いで、ギョッとして
恐ろしかったのは「1人称単数」
タイトルにもなってます。
嘘かほんとかわからない
私小説的な短編ですが
ある時、面と向かって
自分を罵られる体験をした主人公。
なんでだかわからないんですが
ワタシは、この物語を読んだ時
世の中には、村上春樹氏の小説を
嫌い、興味ない、苦手…
という人が一定数はいると
思うんですが、
その理由が述べられているような…
そんな気がしましたね。
色々な考え方の人がいる
ワタシの大好き💕な物語を
大嫌いという人もいる。
それだから、人の世は面白い🤣
春もすぐそこまで来てますね⭐️
「昨日は空から鰯が降ってきましてね」
「まぁ、🫣ぶつからなかったですか?」
「はい、😮💨上手く避けられましたが
鰆だったら危なかったと思います🤗」
そんな、会話が聞こえてきそうなのが
春樹文庫の人々…な、気がする。
読んでくださって
ありがとうございました🙇♀️
つづく(^^)