前回の続き。
前回の記事はこちら⇒「噛むことと噛まれること」
昨日の記事を読んで、学生時代の同級生が
久しぶりに連絡をくれたり、
いつもブログを応援してくれているブロ友
あすあすあすさんから、コメントをいただき、
ありがとうございました。
2人とも噛まれた側でありながらも
真摯にキューちゃんのことも考えてくれて
感謝以外にありません。
やっぱり噛まれた側の子のことを考える度に
傷ついたお友達のことや、そのご両親のことを
思わずにはいられない。
その想いを胸に、今日は何故噛みつきが
なぜ起こるのか、その一因について
現役のベテラン保育士ブロガーさんに
質問したので、その回答を見ながら
私が考えた「噛みつき」に対しての対応を書きたい。
※ 下記のコメントは、私の質問に対してのおとーちゃんさんの回答を一部私が抜粋して転載させていただいたものです。
一般的な『噛みつき』に対してのコメントではありませんので、ご了承ください。
保育士おとーちゃんのブログはいつも愛読していたし、
コメント欄の質問、それに対する回答はブログ以上に
参考になることもあった。
意を決して、かなり長文の質問を投げかけた。
初めてブログのコメント欄で質問をしたところ、
懇切丁寧にお答えいただき、正直、涙が出た。
そして、「噛むこと」についての認識も変わった。
家庭での対応法をお聞きしたのだが、それ以上に
乳児期に保育園で過ごすことは既にそれだけでストレスであり、
園や家を含めた「環境不安」がある、とご指摘いただいた。
おとーちゃんさんのコメントを一部抜粋させていただく。
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乳児期の保育園での噛み付きで最も大きな要因となるのは、
なんといっても「環境不安」からくるものです。
人的・物的ともにです。
場所や遊具の取り合いが契機になるとしても、
その根本には環境不安があってのことでしょう。
1歳児で新入園となれば、その不安は当然起こりうるものです。
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本当に浅はかだけど、自分が0歳児から
ずっと保育園・学童育ちだったので
そこまで「環境不安」について考えたことがなかった。
そして、一番衝撃的だったのが「噛むという行為」をする
子供を悪いとしない考え方。
私もどこかで「噛んでしまうキューちゃん=悪い」と
思っていたのだと気付いた。
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すべてのところがそうではないかもしれませんが、
子供を尊重しよう伸ばそうと考えている保育士は
「噛んでしまった子供を悪い行為」をしたとは考えません。
噛まれてしまった子も可哀想ではあるのですが、
それ以上に噛んでしまった子に対して
「噛ませてしまって申し訳なかった」と思います。
子供が噛みつきをしてしまうのは、環境が不安を与えていたり、
様々な気持ちを十分に受け止めてあげられていなかった、
その子を満たすだけの信頼関係をきちんと作っていなかった、
十分に配慮して見守ってあげられていなかった・・などなどの、
保育士の未熟さ落ち度の結果だからです。
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私は、保育士ではないけれど、やっぱり噛ませてしまう環境に
キューちゃんを置いているのは同じ。
この環境を親として「今」最大限できることは何かと考え、
旦那さんとも話をして、仕事を辞めて3歳までは一緒に過ごし
自然豊富な幼稚園に入園させることにして、今探している。
もしろん、すべての噛む子の親がそんなことが出来るとは思わないし、
保育園を辞めることが最善だとも思わない。
あくまでこれは家のケース。
家庭でできることとしては、具体的に「くすぐり」や
日常的なスキンシップ、受容と肯定を続けることを
アドバイスいただいた。
※「くすぐり」や「受容と肯定」について興味のある方は、
是非おとーちゃんさんの過去記事を読んでみてください。
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そうそう、家庭で簡単にできることとして「くすぐり」
やってあげてください。
ちょっとの関わりでもしっかりと向き合ってもらったという気持ちを
子供に持たせてあげることができますから。
それとこちらの記事の最新のコメントに朝の受け入れ時の
対応を返信コメントしました。
もしかしたら、安心感をもって過ごせる助けになるかもしれません。
よろしかったらご覧下さい。
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-148.html
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上記の過去記事を読んでみたら、キューちゃんは
「満たされている姿」をかなり見せてくれていて、少し安心。
自分の子供が「満たされているか、どうか」のバロメーターとして
とても参考になる記事だった。
話が、少し脱線してしまった。
またまた長くなってしまったので、次回に続く。