どうもムギ夫です
前回からの続きで、ムギ夫一家は初めてモデルハウスを見学しています
~当時の再現VTR~ ナレーション付き
ムギ夫は初めて見学したモデルハウスで舞い上がっていた。
-ムギ夫さん、モデルハウスは如何ですか?-
いや、凄いものですね。
正直に言うと、外観はもっと大きいのを建てたいなと思っていたのですが、中はかなり広いんですね。
キッチンとダイニングテーブルの高さが揃っているのも面白いですし、レンガ造りの家の中が無垢材で作られているというのも面白いです。
これで140平米くらいの広さということですから、4人家族には十分ですよね。
なんか現実感を帯びてきた感じがしますね。
ムギ夫の事前のヒアリングだと、とにかく豪邸を建てたいとのことだった。
豪邸の要件は何なのかと尋ねると、
車寄せがあるかどうか、らしい。
-ではこの家に車寄せがあると、豪邸なのですか?-
うーん、そう言われると、豪邸ではないですよね(苦笑)
ぶっちゃけて言うと、ちょっと夢見てたみたいなところがあります。
こうしてモデルハウスを実際見てみると、現実的というか、堅実というか…
このサイズの家に車寄せがあっても分不相応な気がするので、家のサイズから考え直します(笑)
どうやらモデルハウスを実際に見たことにより、自分の中のスケール感が少しずれていたことに気付いたようだ。
やはり、柔軟だなと感じる。
この年になると、自分の考えが凝り固まっている人間が多いが、ムギ夫は素直に自分の考えが誤っていたことを認めた。
そこからムギ夫は夕方までたっぷり時間をかけて、10棟以上のモデルハウスを見て回った。
-ここはどうでしたか?-
ここは西洋住宅の雰囲気が可愛いですよね。
キッチンから庭が見えるのもポイント高いです。
ただ、パントリーの入り口がアールになっていたり、ちょっと可愛すぎかも(笑)
-こちらはどうでしたか?-
ここは駐車場とリビングの位置関係が良いですね。
階段がスケルトンになっているのも、カッコイイですよね。
ただ子供が小さいときはちょっと心配かな?
どの物件も良し悪しがある。
ムギ夫は自分の感性と合っているかどうかを吟味しながら、落とし込んでいるようだ。
そんなとき、分譲地の端っこにある、ひときわ目立つ平屋が目に入った。
-ムギ夫さん、あそこはまだ見てないですね-
あ、そうですね。
端っこにありますし、平屋だからあまり気にしてなかったですね。
平屋は興味ないですけど、一応見てみましょうか(苦笑)
疲れているのだろうか、あまり乗り気ではなさそうだ。
重い足取りで、端っこにある平屋に向かう。
しかし、最後に見学することになったこの工務店
ここが、ムギ夫が家を建てることになる工務店になろうとは、このときは誰も想像していなかったのだ…
次回、【ムギ夫、工務店を決める】です
またお付き合いを宜しくお願いします。