食べ物が豊かになって、何でも食べられるようになりました。
お菓子だって、私の親世代(70代)の人たちは特別なハレの日に食べていたのに、今の私は食べようと思えばいつでもいくらでも食べることができます。
豊な時代に生まれた私は、あるものは何でも食べていいと思っていました。当たり前に売られて買うことができるものだから、日常(ケの日)にも当たり前にお菓子があります。
ハレとケの区別がない。
それは、とても豊かなことで素晴らしいことだけど、私の体には負担をかけていたことがわかりました。
おいしいからいつでも食べる。
ほっとするような、いい気分になれるから食べる。
豊かな時代だからこそ起こること。
今はあえて「砂糖断ち」をしないと、お菓子があふれている。お菓子だけじゃなく、多くの調味料に砂糖が使われている。ケチャップやスープなど、塩味と思っているものにも砂糖が使われている。
意識していないと、飲み込まれてしまう。
砂糖もお菓子もケチャップもスープも悪くない。
私も時代も悪くない。
でも、今を生きる私たちはハレとケを意識しないといけない。
私の場合は、不安障害、睡眠障害になった。
膨大な時間を苦しみに充てていた。
もったいない。
私の体質の場合は、砂糖断ちの効果を感じています。
豊かな時代を私の体で生きていく工夫です。