韓国で起こった戒厳令騒ぎの続きですけど、日本の新聞にかかるとこうなります。
韓国で緊迫が走った。尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が突如、言論や出版、集会などの自由を制限する「非常戒厳」を宣言、軍が展開する事態に。既に解除されたが、国内外を大きく揺るがした。この動き、海の向こうの話で済ませていいものか。日本でも有事などで政府に権限を集中させ、市民の権利を制限する「緊急事態条項」の導入を訴える面々がいる。その危うさを考えた。(木原育子、山田祐一郎)
「何てばかなことをしたのか」。目を伏せたのはコスメ店の店長、朴英愛(パクヨンエ)さん(57)。脳裏に浮かぶのは、1980年に起きた光州事件。光州市で大学を封鎖した陸軍部隊と民主化を訴える学生や市民が衝突。戒厳令が出され、多くの人々が命を落とした。
ブティック経営のキムさん(60)も「大統領と自分の妻を守るために韓国社会の伝家の宝刀を使った。あんなにあっさり抜くなんてありえない」。ヤンニョムチキンを売っていた男性(29)は「韓国の恥。その恥は全て国民に降りかかる」と切り捨てた。
戒厳令に潜む危うさは過去の例から浮かび上がる。
フィリピンでは1972年にマルコス政権が戒厳令を布告。議会機能や憲法を停止し、批判的な言論を弾圧した。台湾でも38年にわたる戒厳令時代があり、独裁政権が「共産党スパイの摘発」を名目に取り締まる”白色テロ”が続いた。
のっけから1980年の5・17戒厳令を想起させる韓国民の声を挙げ、まるでユン大統領が私的な保身のために戒厳令を出したかのようなミスリード。
さらに各国の戒厳令の例を挙げ、「戒厳令は怖い」「権力者の強権発動!」「民主主義に反するもの」という印象操作。
そしてお得意の日本政府に対する批判。
さすが東京新聞、結局これが言いたかったんだろう。
>日本でも有事などで政府に権限を集中させ、市民の権利を制限する「緊急事態条項」の導入を訴える面々がいる。その危うさを考えた。
いや、日本に軍隊は無いし、戒厳令とは全然違うから。
では、こんなマスゴミの報道wよりも確かな、そして面白い解説をご紹介して終わります。