以前少し触れたコメ価格高騰に関する話。

農協が米価格を吊り上げているだとか、農林中金は農家の預金で運用益世界一のファンドを持っているお金持ちとか、だから中小の農家を維持させてついでに自民党の集票につなげているとか、そんな話を語るブログがありました。

 

そのネタ元がわかりました。元農水官僚 山下一仁氏です。

(知る人ぞ知る農協批判の急先鋒・1998年入省ー2008年辞職)

少なくとも私が見たブログのブログ主は以下の動画の山下氏の発言要旨と同じことを記事にしてます。

 

 

 

 

いろいろ不思議なんですけど、

・農林中金は本当にそんなに儲かっているのか?(その利益を還元しているという)JAは少なくとも私の知る限りそこらの信用金庫と同程度なのに・・・

・この方は今の現場を知っているのか?(随分と頭の良い方なので東京霞が関でお仕事なさっていただけのような印象)

 

今どき、親が農業やってたって、サラリーマンの息子が給料振り込みにJAバンクを使うことってそんなにないですよ。それに、自民党の票田みたいに言われますけど、そもそもの農業従事者が激減しているのに、いったいどれほどの規模の票数になるんでしょうか?まったく、いつの時代の話だよって感じです。

 

今まで、政府がやれ増産だ減産だって口を出してきたから米農家は振り回されてきたんですよ。鈴木農相の言う通り、政府が多いとか少ないとか、安いとか高いとか言うべきではないんです。

ここのところの値上がりでやっと儲けが出るようになって、作付けを増やすところも出てきているので、コメ不足なんてことにはなりません。

石破元総理や過去の農水官僚の言うことなんて聞く必要ないですね。