台湾総統選挙2024年1月13日に投開票され、与党・民主進歩党(民進党)候補の頼清徳氏が当選しました。

 

 

私が会長を務める「日華議員懇談会」の臨時総会を開催。

去る13日に開票が行われた台湾総統選挙に立ち会い、当選した頼清徳候補陣営の異次元の熱気を報告するとともに、翌日に蔡英文総統、頼清徳当選者、蕭美琴氏との会談を報告。立法院選挙は過半数を制した政党はなく2月1日までに、激しい駆け引きが行われるものと推測。

民進党が台湾政治史上初めて3期目を迎えるが、これは新たな歴史を刻むこととなるとともに、選挙の際の中国による常軌を逸した動きは今後も続くものと推測され、日・米・台の連携強化はじめ日華議員懇談会の役割は益々大きくなる。

今日は関心の高さを反映して、多くの議員が出席する。
なお、当日配布した資料並びに、頼清徳副総統から日華議員懇談会臨時総会に向けてのメッセージを添付します。

 

日華議連会長古屋圭司氏はそれに先立ち訪台し、蔡総統とあいさつを交わしました。

 

 

4年に一度の総統選挙が行われ、今夜大勢が判明する。蔡総統、新総統副総統とそれぞれ面会し、古き良き友人である台湾とのより一層の緊密な連携を図っていく。また能登半島地震に対してすでに15億円以上の寄付を集めていただいており、感謝を伝える。

外部の圧力に屈せず行われた台湾総統選挙は、成熟した民主主義を堂々と世界に示した。

 

そして、今マスコミを賑わせている自民党派閥政治資金問題。

 

夕方には、党政治刷新本部総会が開催される。若手議員の発言に耳を傾ける。

私は無所属故、派閥解消を主張しても説得力はないが、派閥中枢の岸田総裁が自ら派閥解消を訴えたことは大きなインパクト。私は派閥解消とともに、あらゆる政治資金の透明化徹底、一人当たり4000万円の政党交付金が党に交付されているが、議員個人に配布されるのは800万円程。徹底的な透明化を図ることが必要だ。

 

政治資金パーティーの収益キックバック問題から始まり、今や自民党派閥叩きにマスコミは熱を上げていますが、本質を見誤ってはいけません。

 

 

あらためて簡単に前提条件を整理しましょう。

・政治資金パーティー 合法
・キックバック 合法
・不記載 ←違法

ということで不記載が違法なわけです。

ところがキックバックそのものが違法かのような印象操作が行われていました。

不記載ですので収支報告書の修正申告がきちんとできるのなら問題ありません。

この点で言えば政治資金規正法はザル法です。

 

今回の自民党の政治刷新本部に安倍派の議員が多数いるとか
マスゴミが批判しているようですが、これも的はずれです。

今回の件で下村博文など上に居座ってきた老害が身動きが取れなくなり、
若手が清浄化に動くチャンスとして動いている形です。

 

政治資金の流れの透明化、政治資金規正法の見直しなどとともに、選挙に金のかかる体制を何とかしないといけないでしょう。パーティー券を外国人が買いまくっても違法ではない点も注意しないといけません。

派閥がどうしたこうしたはマスコミには都合のいいネタでしょうけど、これを機会に古い体質を刷新できれば「雨降って地固まる」いいチャンスでしょう。