岐阜県各務原市 手力雄神社の禰宜さんのブログ。
業界?ならではの興味深いお話が魅力です。
天皇信佛法尊神道
(すめらみこと、ほとけのみのりをうけたまひかみのみちをとうとびたまふ)
『日本書紀』巻第二十一 用明天皇
神道は古く「大道・古道・帝道・本教」と歴史書にて記されてきました。
「用明天皇紀」では外来思想である「佛法」と対になっていて、自覚的に我が国固有の信仰を示すものとして使われている。
『日本書紀』撰上より1300年の年月を迎えた今。
日本書紀についての解説が書かれておりました。
日本書紀の内容なんて読む機会無いですよね。
社会の授業で
『日本の歴史書』
『養老4年(720年)編纂』
『最古の正史』
『漢文・編年体で記述』
『全30巻』
『古事記』と両者合わせて「記紀」
くらいでしょうか。
日本の生活習慣に早い時期に落とし込まれた神道。
神道を学ぶと案外「日常のなんで?」が分かることがあります。
世界には素晴らしい文化が多々ありますが、残念ながら遺跡としてしか残らず、その息づかいを感じる体感する機会が少ないですが。
1300年前の書物に書かれていることが、今も生きている日本は興味深い国だとつくづく思います。