この記事をUPしてから3年が過ぎました。
引用元のブログ「私の第3の矢は悪魔を倒す」考
は次のように結ばれています。
しかも、国民を保護している「規制」を悪魔呼ばわりとは・・・・。こんな政権になって欲しくて、わたくしは安倍総理を支援したわけではありません。正しい対策は打たず、間違った対策を立て続けに打つ。
恐らく、橋本政権の増税後、小泉政権発足直後の緊縮後以上の「政策的不況」が訪れることになります。しかも、今回は小泉政権を救った「外需(=アメリカの不動産バブル)」はありません。安倍政権は、長続きしないでしょう。といいますか、長続きさせてはまずいことになります。しかも、「取り返しがつかないまずいこと」です。
確かにこの記事が書かれた頃は消費税が5→8%に増税された直後で、増税の反動による個人消費の落ち込みがすさまじく日本経済に暗雲がかかっていました。
しかし安倍政権は着実に経済政策を推し進め、その後景気は回復していきました。
菅官房長官のブログから
2017-08-19
GDPプラス成長:経済最優先で結果を出す
今週、4-6月期のGDP速報値が発表されました。
実質成長率(年率)4.0%増は2015年1-3月期以来の高い伸びとなりました。
6四半期連続プラスは11年振りのことです。
名目GDPは545兆円となり過去最高水準を更新しました。
安倍政権発足時の493兆円から52兆円、実に1割増加したことになります。
政権発足以来、経済は好調を維持しています。
有効求人倍率1.51は43年ぶりの高水準で、全ての都道府県で1倍を超えました。
就職内定率は過去最高水準で、正社員の有効求人倍率が1倍を超えたのは初めてのことです。
雇用は185万人増加、そのうち女性の雇用は152万人増え、女性の活躍が進んでいます。
総雇用者所得は24ヵ月連続で前年比プラスとなり、雇用・所得環境の改善が進んでいます。(強調はブログ主)
さて皆様、これが「取り返しがつかないまずいこと」でしょうか?
どん底の民主党政権からの復活を超え、失われた15年も取り戻そうとしているのではありませんか?
(さらに、規制が「国民を守るもの」とばかりは言えないのも明白)
三橋は経済評論家を標榜しながら現実に目を背け、結論ありきで安倍政権を批判しています。そして過去の発言に責任を取るつもりもないようです。
リブログした私の過去記事は次のように締めくくっています。
経済政策の結果が出るには時間がかかります。
やがて景気が回復し、長期政権となる安倍内閣を見ることになったら(そうなるよう希望して)、その時には三橋氏にこのエントリーを自己分析していただきたいと思います。
3年後、景気は(十分とはいえないまでも)回復し、安倍総理は戦後4番目の長期政権となりました。一方で三橋は未だに「安倍総理は失敗だ」と言い続けています。
北朝鮮の軍事的脅威が強まると軍事評論家が忙しくなります。同様に、景気が悪くなると経済評論家の需要が増えます。
要するに、経済評論家三橋にとって日本は不景気なほうが都合がいいのです。安倍政権が長続きして景気が回復することは、三橋にとって「まずいこと」なわけです。
私がこの過去記事を再度取り上げたのはBJ24649さんが同じエントリーを取り上げ、三橋ブログについて分析されていたからです。詳しい解説はこちらのブログがお勧めです。↓
【独立直観】今日はAmeba13周年の日 ブログを始めた経緯など【三橋貴明】
(ちょっとタイトル変えました(^^ゞ )