何度目の国政選挙でしょう。
何度も何度も同じことを書いてきた気がします。
こちら↓のブログは大変参考になります。
すでに地方自治体がそれぞれの議会で成立した予算に基づいて行政を行ってるのに、
基礎控除の引き上げも、ガソリン暫定税率廃止も、突然行われては
突然今年度予算に穴が開くわけで、
そのような法案を実質まともな審議成しに即日採決なんて受け入れるわけにいきませんし、
成立後一週間で実施しろなんて確実に行政に混乱が生じます。
あそこで野党の減税アピール(特に国民民主党)は
選挙のための道具でしかなかった事がはっきり証明されたのです。
ところがその後も一部のインフルエンサーは
このガソリン暫定税率廃止を採決しなかった与党を批判し、
減税!減税!石破を倒せ!自民を倒せ!減税内閣が出来れば全て良くなる!
みたいに煽りまくりました。
それで育てられたモンスター達は
自民を大敗させればすべて良くなると思い込んだままです。
16年前に同じパターンを見ているのですけどね。
それで出来た民主党政権で日本はボロボロにされました。
また同じ事をするのでしょうか?
16年前の民主党政権誕生は
自民にお灸を据えてやる!
自民は一度下野させて懲らしめてやらないとだめだ!
と粋がっていた人達がいっぱいいたことで実現されました。
さらにその16年前は細川連立政権でした。
そして民主党政権から16年。
愚かな人は歴史に学ばないので15年もするとすっかり忘れて
同じ間違いをくり返すということなのかもしれません。
ネット社会にあって、若い人たちは様々な情報に触れることができる(と思っている)からちゃんと自分で調べて納得して○○党に投票する!と考えていますが、その情報は自分が見たいものだけを見ていませんか?
例えば参〇党が人気ですけど「日本人ファースト」っていうキャッチ―なフレーズだけで決めていませんか?
減税が受けるからと一斉に減税を公約に掲げる政党が増えましたけど、はじめから実現する気がない公約は何の意味もありません。いうだけなら何とでも立派な理想論を語れます。
とはいえ、今の自民党石破政権があまりにひどくて良さそうな野党に投票したくなる気持ちはわかります。そして、何度も同じように失敗してきたことも事実です。
政策の実現なんてどうでもいい、言いたいこと言ってうっ憤を晴らしたいだけ、俺の言うことを聞かない自民党にお灸をすえてやる・・・悪夢は繰り返すんでしょうね。
けれど、だからこそ上のブログの言葉をもう一度かみしめていただきたい。
1)少しでもマシなクソを国会に送り込んで少しずつ改善を狙う
2)どうしても当選させたくない議員が当選しそうだったら2番手に投票して当選させたくない候補者より少しでもマシな方に当選してもらう
として
「糞の中からなんとか少しでもマシなクソがより多くなるようにする」
ことでしか前進できません。
党内の保守系が盛り返すためにも
杉田水脈らの保守系を1人でも多く国会に送り込む事を優先すべきなのです。
選挙のたびに「今度こそ!」と意気込んで、結局裏切られたと無関心に戻ってしまう(多分)若者を何度も何度も見てきた老人の、それでもあきらめない気持ちから今年もまた選挙についてブログをUPします。