世界にはいろいろな物語があり、読む子供たちを「夢の世界」に連れて行ってくれる話も沢山あります。
「夢の世界」と言えばディズニー!
ディズニーと言えば、「シンデレラ」でしょう。
で、この「シンデレラ」に『タニシ』が登場します。
え?しない?
いいえ、安心してください!(?)するんです!
さて、この「シンデレラ」の日本版があるのをご存知でしょうか?
その名も『米福粟福』。
(他に「糠福(と)米福」「お月お星」「お銀小銀」「粟袋米袋」などの呼び名や別のストーリーがあります。また、「米福」が妹、「粟福」が姉と逆のバージョンもあります。140話以上の様々なバージョンがあるそうです。)
物語には、「米福」と「粟福」の姉妹が出てきます。
姉の「米福」は先妻の娘、妹の「粟福」は後妻の実子で、後妻は意地悪ばあさんみたいな人です。
ある日継母(後妻)は、二人に山に栗拾いに行くよう命じます。
意地悪な継母は「米福」に破れた袋を、「粟福」にはきれいな袋を渡します。
「米福」は、破れた袋では栗を入れることができず、「粟福」は薄情にも栗を拾ってはサッサと家に帰ります。
「米福」はそれにもめげず、栗を拾い続けます。
ふとすると、「米福」は見知らぬ山まで来てしまいました。
「米福」が途方に暮れていると、山嵐が吹いたとき山栗が大量に落ち、ある「穴」へみな転がっていることに気づきます。
「米福」はその「穴」に入ります。
すると、そこは部屋のようになっていて、一人の「山姥」がいました。
「山姥」は「米福」の話を聞くと、その境遇を哀れ悲しみました。
~この後鬼登場、シラミ取りは略~
「山姥」は小さな宝箱と山栗をいっぱいに詰めた袋を「米福」に渡し、こうして「米福」は無事に家に帰ることができました。
それから数日後、「秋祭り」の日がやってきます。
継母と「粟福」はおしゃれをし、「秋祭り」に出かけます。
一方、「米福」は継母に終わらない仕事を言いつけられ、留守番状態になります。
「米福」が涙を流して悲しんでいると、いろいろと奇跡が起こり(人や雀が助けてくれる)、仕事が次々と片付きます。
継母に言いつけられた仕事を全部終えた「米福」は、以前「山姥」からもらった小さい宝箱を開けます。
その中には、たいそうきれいな着物が入っており、「米福」はそれを着て「秋祭り」に出かけます。
「米福」の容姿はたいそうきれいで、皆に気に入られ、貴賓席に案内されお菓子やごちそうをもらうことになります。
「米福」があたりを眺めていると、下のほうに継母と「粟福」がいることに気づきます。
「米福」は、自分だけが良い思いをしているのをよく思わず、二人に気づかれずにもらったごちそうを分け与えます。
「米福」は一足早く家に帰り、またボロの服を着て働いていると、二人は戻ってきました。
するとそこへ、祭りで見た娘を嫁に欲しいという長者の使いが現れます。
継母は「粟福」を嫁に!と言い出しますが、使いは、心優しく美しい「米福」でないといけないと言い、「米福」は長者の嫁になり幸せに暮らしましたとさ。
さて、「タニシ」はどうなったかと言うと、ここから登場します。
「米福」の幸せをうらやましく、そして悔しく思う継母と「粟福」。
いつまでたっても「粟福」には婿が来ません。
継母は業を煮やし、臼に「粟福」を乗せ、ゴロゴロと曳き回し、嫁入りの真似事をし出します。
するとそのうち、二人とも誤って泥沼の田んぼにはまり、沈んでしまいます。
その変わり果てた二人の姿が『タニシ』なのです・・・。
『タニシ』誕生にそんな話があったとは!
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