海外で暮らしていると、普段は感じないストレスなんかが結構蓄積されてくる。
若かった頃は何も考えずに、勢いで酒飲んだり、女の子と遊んでいれば
悩みなんかは意外と早く消えてしまったものの、この年のなると
記憶がなくなるまで飲むわけにも行かず、
まして広州とはいえ中国(大陸)なので
どこで身ぐるみ剥がされるのかもわからず。
そんなときは体が疲れを感じるまで、ひたすら歩くことにしている。
大学の北門を超えるとそこに大きな川があり、そこの岸辺を夜景を見ながらあるく。
最近は暖かくなって、夜も強い風が吹かなければ、散歩するには丁度よい。
片手に缶ビールをもち、音楽を聞きながら歩くわけであるが。。。。。。
ここで私が好きな「村下孝蔵」だと。。。。どん底に落ち込む。好きな歌というのが、男と女の別れ歌ってのもツライ。
で、これまた好きな「オルケスタ・デ・ラ・ルス」だと陽気になりすぎる。その場でステップ踏んだ上に巻き舌で
叫びたくなる。役人に捕まり職質さtれるのは絶対に嫌だ。
で、聞くのはなにか?と言えば。。。。ドリフである。
とりわけ、おすすめなのが「ドリフのシングルコレクション」
全21曲あり、もちろん「8時だヨ全員集合!!」のOP曲である北海盆唄、
ED曲である「いい湯だな」も入ってあります。
ちなみにドリフの歌はですね、年配の方はご存知でしょうが、若い人は知らないので
説明すると。。。。メインボーカルは「カトちゃん」です。次に仲本工事、高木ブー、荒井注です。
いかりや長介も歌っていますが、どちらかと言えば合いの手です。
ドリフと言えば「志村けん」をすぐイメージしますが、志村は「東村山音頭」くらいしか歌ってません。
あとは「ドリフのバイのバイのバイ」の出だしで
「ウワァ~~ァァオ!!」とか「ゲロッーーーパ!!」とか叫んでいるのがそうだと思う。
(ゴーウエストの叫び声はすわ親治で確定でしょうが。。。)
それと曲のジャンルというば、どちらかと言うとウエスタンです。
これは、ドリフメンバー全員がもともとウエスタンバンドのメンバーであったこと。
当時、楽器弾けなかったのは志村けんくらいじゃないんでしょうか?(今は三味線とか弾いていますが)
正直、私は生音が好きなので、今の電子楽器ばっかりの曲に比べたら
こういう音が好きなんですけど、曲のアレンジの完成度はかなり高いと思います。
昔のテレビ番組で生放送で、しかも、バックバンドで生演奏やってたのはドリフぐらいです。
今じゃできないそう。(ダン池田いなくなったからか?)
カトちゃんがメインで歌い、メンバーが変わるごとに、いかりやが合いの手を入れる。
これがドリフミュージック全般に言える、歌の構成です。
私がよく、おすすめ聴く曲を2,3曲あげてみます。
3. ミヨちゃん
加藤茶の代表曲といっていいと思います。
高校時代のミヨちゃんのことを思い出し
その頃のこと歌い上げているのですが、節が終わるたびにいかりやが
「元気だしなさい」とか「それが若さだよ」とか合いの手を入れます。
加藤茶→仲本工事→加藤茶で歌い上げます。
加藤茶の歌い方もコミカルですが、ここで注目したいのはいかりやの合いの手です。
ドリフ時代を過ごした我々にはもうなくなった「いかりや長介」の「元気で気合のはいった声」は聞けないのです。
今の時代、闘魂注入で「猪木のビンタ」がありますが、、、俺ならチョウさんの「オィーーすっ!!」のほうが
元気になるし、気合も入ります。
17. ドリフのバイのバイのバイ
これもカトちゃんがメインボーカルです。
「♪通勤電話の恋人は~♪」と軽い感じで歌い上げています。
地下鉄、BTS、MRTで通勤、退勤しているときに聞くと臨場感あふれるかもしれません。
最後は何をしても「バイのバイのバイ」です。そして「ツライツライツライ」ですね。
ツライという気持ちも簡単に歌いあげる。素晴らしい。
7. ドリフのほんとにほんとにご苦労さん
加藤茶→仲本工事→荒井注→高木ブー→いかりや長介→全員
ドリフメンバー全員で歌い上げます。
仲本工事、高木ブーは予想以上に歌上手いです。もともと音楽から始まってますからドリフは。
いかりや長介が歌ってるのは珍しいと思います。合いの手も元気があってよろしい。
着目する歌詞は最後の歌詞ですかね。全員で打ち上げる部分。
「いいじゃありませんか。男なら」
「何をくよくよするものか」
「真っ赤なフンドシ引きしめて」
「行くぞこの道どこまでも」
くよくよしちゃダメなんだよねぇ~。よし気合入った!!
10. ドリフのおこさ節
加藤茶(ひとりボーカル)
「あら、もったいないのでトラヤのヤ」「あんまり、しつこいのでトラヤのヤ」
「二人、結ばれたのもトラヤのヤ」
トラヤの意味はよくわからないが、最後で
いかりやが「お宅の蓄音機こわれていなかった!?」って言うところに
時代をかんじるねぇ。
20. 志村ケンの全員集合 東村山音頭
志村けん(ひとりボーカル)
やっぱり志村けんと言えばこれでしょう!!。誰もがしっている!!
この曲の初めの豪華さに比べて、志村のしゃべりのアンバランス具合。
歌としては「バカ歌」でしょうが、子供の頃に戻った時のような感覚におちいれます。結構楽しい気分。
21. ゴー・ウェスト
ウェスタン色が強い曲ではこれだよねぇ。
「西にはあるんだ夢の国」。
私も日本から西にしかいってません。東に行くことあるんだろうかねぇ。
まぁ、こんな感じで自分が思ったことを書いてみました。
Amazonで視聴できるみたいなので、興味があるかた聞いてみてくださいね。
ではでは~