タイトル無し | ヨシダコヲムテン☆ばきゅ~ん「翔んでみせろ」

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流浪の鉄骨屋の東南亜細亜放浪記。(そしてNOKIA好き)
ラオス→タイ→中国→シンガポール→中国→ベトナム→中国→次は?

普段新聞記事をネタに書くことはないのだけれども気になったので書いてみる。

Yahooニュースにあったこの記事より

ーーーーーここからーーーーー

「裁判、めちゃくちゃ」=死亡男性の母、遺影持ち法廷に―奈良警官発砲

時事通信 2月28日(火)19時10分配信

 「この裁判はめちゃくちゃだ。こっちの言い分を全く聞いていない。腹が立って、悔しくてしょうがない」。警察官の発砲で死亡した高壮日さん=当時(28)=の母金順得さん(74)は奈良市内で記者会見し、無罪判決への怒りと不満をぶちまけた。
 この日も法廷には息子の遺影を持参。主文言い渡しの瞬間は表情がこわばり、隣席の親族に内容を確認。疲れた表情で、ほとんどうつむいたまま裁判長の判決理由の朗読を聞いていた。
 金さんは「もし警官の家族が乗っていても撃つのか」と拳銃使用に疑問を投げ掛け、控訴審に思いを及ばせ「これからです。絶対勝ちます」と遺影に誓っていた。 

ーーーーーここまでーーーーー

ーーーーー元ネタここからーーーーー

逃走車の男性死亡、発砲の2警官に無罪判決

読売新聞 2月28日(火)15時39分配信

 2003年9月に起きた奈良警察官発砲事件で、殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪で付審判決定を受けた警察官2人の裁判員裁判の判決が28日、奈良地裁であった。

 橋本一(はじめ)裁判長は「発砲に違法性は認められず、殺意もなかった」と、2人に無罪(求刑・各懲役6年)を言い渡した。検察官役の指定弁護士は控訴する。公務員の職権乱用を裁く付審判の裁判員裁判は例がなく、市民が警察官の発砲の妥当性を初めて判断した。

 2人は東(ひがし)芳弘巡査部長(35)(当時巡査長)と萩原基文警部補(35)(当時巡査部長)。

 判決によると、2人は同月10日夜、大和郡山市の国道24号で、手配中の車に向け助手席側から発砲。2発が高壮日(こうそうじつ)さんの首と頭に当たり、高さんは約1か月後に死亡した。

 判決は「逃走は一般市民への危険性が高く、発砲以外に車を阻止する手段はなかった。警察官職務執行法の要件も逸脱していない」と正当性を認めた。さらに、「運転者の左前腕部を狙った発砲で殺意は認められない」とした。

ーーーーー元ネタここまでーーーーー

私が思うに暴走車に隣席していた以上、撃たれても仕方が無いと思う。
本来であれば、運転手が撃たれるべきであろうが、車が暴走していたのであろう、ただ仕様もないのではと感じる。
ただ2003年のこの事件発生以降、発砲した警察官は今も勤務していることを考えると
警視庁自体はなんの違法性も感じていないと思う。

では、なぜ助手席側の人間が死亡したことにたいして「母親」が叫んでいるのか?
それは少なくとも「うちの子に限って」ではないのだろうか?と思う。

乗車はしていた。運転手は悪いやつ。でも「うちの子にかぎって」は。。。。

多分そうなんだろうなぁ。

でも28の大人が、いくらダチ(知り合い)が暴走行為を繰り返していて、
こりゃヤバイと思わないほうが可笑しい。脱出でも、無理やり車を停めることだって出来たはずだ。
でも何故やらない。。。。それとも報道に載せることができないような自己の問題でもあったのだろうか?

母親が叫ぶ気持ちはわからないわけではないのだが、
分別のつけれる大人である以上、撃たれても仕方ないと思う。

逆に警官の方はどうだろう?。発砲するに至るまでの暴走行為だったのか?

ではどの段階だったら発砲したらいいのだろう?至近距離まで接近?

それとも人が1,2人跳ね飛ばされてから?至近距離なら何処まで?自分がはねられる直前?


そこは警官自身の判断で決めて発砲したのだから、
その部分はちゃんと調べて認められれば罪に問わなくていいのではないか?


少なくとも、ある程度の倫理観を持った上での警察官の自主判断は認めてあげてもいいと思うが?

今は2012年、事件発生時は2003年、少なくとも9年、この警察官は
ツミビトとしての十字架を背負って生きている。(犯罪者という意味ではなく、職務とはいえ人を殺めたツミ)

そろそろ開放したほうが良いと私は思う。普通の受刑者よりも厳しい対応をしてきているのだろうから。


この国はどうも優しすぎる。大岡裁きならまだ許せるが
そうでもないならば、しっかりちゃんと裁くべきだ。

じゃなければ、’本当に市民の暮らしを守らんとする警察官のモチベーションが下がりまくって
本当の犯罪が守れなくなる。そして人は警察官に感謝をすべきだ。