皆さま

霊的な感受性を持つ方にとって、その力を日常生活で活かしつつも安定を保つことは大きな課題です。

 

さらに、人の負の念が形を変えた「生霊」が及ぼす影響も無視できません。

 

今回は、霊的な素質を活用する具体的な方法や、生霊への対処法、特に鏡を使った浄化と防御の注意点について実践例を交えながら詳しく解説します。

 

これが皆さまの生活にお役立ていただければ幸いです。


霊的な感受性が高い方は、周囲のエネルギーや感情を受け取りやすく、それが知らず知らずのうちに負担となることがあります。

 

そのため、心と体を定期的に浄化し、リセットすることが重要です。


水を使った浄化
 

朝晩に冷たい水で手や顔を洗いながら、以下のように唱えてください。


「我が身に宿りし穢れを悉(ことごと)く洗い流したまえ。水の御力を讃え、魂の安らぎを願い奉る。」


特に寝る前に行うことで、夢に影響する霊的エネルギーも軽減できます。

 



 

四隅塩祓い
 

自宅の四隅に塩を置き、3日ごとに新しい塩に交換します。その際、心の中で唱えます。


「四方の穢れを祓い清め、ここに平安と調和をもたらしたまえ。」
 

また、玄関に少量の塩を置くことで、外から入る不要な念を防ぐことができます。

 



風の力を活用
 

窓を開けて風を通し、心の中で次のように唱えます。


「天つ風よ、巡りて穢れを運び去り、澄み渡る空の如く、この場を清めたまえ。」
 

自然の風を取り入れることで、自宅全体のエネルギーが整います。

 

心の境界を保つイメージワーク

 

 

霊的な感受性が高い方は、他人の感情や環境のエネルギーを無意識に受け取ってしまい、精神的な疲労や不安定さを感じやすくなります。

 

イメージワークによって自分と外界の間に境界(柵)を作ることで、不要なエネルギーの侵入を防ぎます。


静かな場所で座り、自分を透明な「エネルギーの膜」で包み込むイメージをします。唱える言葉として以下をお試しください。


「我が身を守る光の御衣(みころも)よ、悪しき影を退け、心の内に安らぎをもたらしたまえ。」

この方法は、自分の感情と他者の感情を切り離して認識する練習にもなります。

 

これにより、自分自身の感情に集中し、冷静な判断を下しやすくなります。

 

 

鏡を使う方法


鏡は、霊的な世界と現実を繋ぐ道具として古くから使われてきました。

 

その反面、正しく扱わなければ、負のエネルギーや霊的な障りを引き寄せる原因にもなります。
 

合わせ鏡(あわせかがみ)とは、2枚の鏡を合わせる(向かい合わせに配置する)ことです。

 

鏡は自分の姿を写すために使われますが、正面しか写りません。しかし自分の背中を見たいときは、背面にもう1つ鏡をもち、そこに背中を写して、正面の鏡で背中側の鏡に映った像を見ることができます。

 


「合わせ鏡」は、生霊や悪しき霊を呼び寄せると言われています。特に寝室に合わせ鏡がある場合、眠りを妨げたり、悪夢を見やすくなったりする原因になります。

 

必ず片方の鏡を取り除いてください。

鏡が神棚や仏壇を映す位置にあると、その場所の清浄なエネルギーが乱れることがあります。

 

鏡は、壁や部屋の角を映す形で配置するのが理想です。

防御の実践……鏡を玄関や窓の近くに置き、「この鏡に映るものすべて、悪しき念を跳ね返し、平安をもたらしたまえ」と唱えます。
 

浄化の実践……鏡を定期的に拭きながら、「この鏡を清め、我が家に光と調和を呼び込んだまえ」と祈りを込めます。
 

 

成功と失敗の事例から学ぶ
 

霊的な素質を活用する実践の中では、成功例からヒントを得るとともに、失敗例から学ぶことも重要です。

Aさんは、職場で同僚の嫉妬心による生霊に悩まされていました。そこで、Aさんは次の対策を取りました。

鏡を玄関に置き、「この鏡よ、悪しき念を跳ね返し、我が身を守りたまえ」と毎朝出勤前に唱えました。


また、自宅で四隅塩祓いを実施し、部屋のエネルギーを浄化しました。
 

帰宅後は、夜のシャワーを浴びながら「清き流れよ、心の穢れを洗い流したまえ」と祈りを込めました。


結果として、生霊の影響が軽減し、体調不良も回復しました。
 

一方、Bさんは、自宅の寝室に合わせ鏡を設置していました。

 

その結果、悪夢を頻繁に見るようになり、疲労感が増しました。

 

合わせ鏡を取り除き、鏡を清める浄化の習慣を取り入れることで、問題は解消しました。



生霊への対処法

生霊とは、生きている人間の嫉妬や憎しみといった強い負の念が原因で発生する霊的な想念の塊です。

 

生霊の影響を受けた場合、次のような対処法を試してください。


水や塩を使った清めの儀式を行い、以下の言葉を唱えます。


「天つ水よ、我が身に宿る穢れを清めたまえ。光の泉にて魂を浄化し、平安を授けたまえ。」

 

また、怒りや憎しみを感じた送り手自身が心を静めることも重要です。その場合は、自然の中で深呼吸し、次のように唱えてください。


「怒りの波よ、大地に帰りて消え去りたまえ。穏やかなる風にて、心の乱れを静めたまえ。」

 

日常に活かせるルーティン
 

 

1.朝の清め……窓を開けて新鮮な空気を取り入れ、深呼吸しながら唱えます。心の中で唱えても構いません。
 

「風よ、この場に新しき命を運びたまえ。我が心もまた清らかならんことを。」

2.昼のリセット……一人になれる時間を作り、深呼吸を数回行いながら次を唱えます。
 

「疲れを手放し、再び力を得る。内なる平安よ、我が身に戻りたまえ。」

3.夜の浄化……シャワーを浴びながら、「今日一日の穢れを流し、明日への光を授けたまえ」と祈ります。


霊的な素質は、正しく活用することで自分自身や周囲の人々に良い影響を与える力となります。

 

一方で、負の念や生霊といった課題に直面することもありますが、心を整え、自然の力を借りながら対処することで解決できます。

日々の実践を通じて、あなたが穏やかさと調和を生み出し、周囲に安らぎをもたらす存在となることを願っています。

麗月 謹上再拝

 

 

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