皆さま

 

神仏の学びとは人間として、どう生きるか、人間とは何かという根源的な問いから始まります。

人間に生まれた以上、不幸は付きまといます。不幸を幸福に変える力も与えられたのが人間なのです。

肉体は滅びますが魂は不滅です。輪廻しながら罪の償いや、やり残した事を完成させる為、魂を磨いていきます。

神道の三種の神器は、神鏡。剣。勾玉です。

神鏡は人間を表します。神鏡は心の中にあります。

剣は人間の感情を司ります。良い使い方、悪い使い方が出来るのが剣です。諸刃の剣です。

勾玉は魂の象徴です。命を司ります。妊娠中の胎内にいる子の姿です。

これら三種の神器は、神様の道具と言えば道具ですが真の意味は人間そのものを表します。

曇った鏡に神は宿らない、という言葉があります。

曇った鏡は人間の心の事です。悪の心を持てば心は曇り悪魔が棲みます。優しい心、慈悲の心を持てば神が宿り幸福を運んでくれます。

これが運命、運気の好転に繋がるのです。

剣は正義の為に使うか、あるいは身勝手な振る舞いの為に使うかに分かれます。人を泣かせば跳ね返り血の涙を流す事になります。

勾玉は魂を示します。魂には形も容積もありません。徐々に人間の形になります。現世に生まれる前から胎内で勾玉の形になるのです。

数珠は現世で生きる為に必要な呪具ですが神鏡や剣、勾玉は人間としての証なのです。

魂から心が生まれ、心から感情が作られたのが人間なのです。クイズに、最初は4本、次に2本、最後は3本、何でしょうか、というものがあります。

答えは人間です。生まれた時は赤ちゃんです。4つ足で這います。立てるようになれば2本足。高齢者になれば杖を突いて3本足です。

人間は肉体も学んでいるのです。無理な学びは逆効果に繋がります。嫌々、学べば結果は出ません。嫌なら止める。まだ半端だと思えば納得するまで学べば良いのです。

結果は自分が判断するのが良い学びになるのです。不老不死という言葉は嘘ではありませんが肉体が滅びる時期が来たら命も反応して死への準備に取り掛かります。

田舎に住み、人間の念から離れて静かな場所で住めば長生き出来ます。神社や寺院、神棚や仏壇がなくても自然が神なら天を見上げ、夜空を見上げ、先祖を思うなら先祖は血の中に住んでいます。血の繋がりがなくても合掌で伝わります。

そして自然信仰で神様と繋がるのです。

人間に生まれた時から神仏の学びも始まっています。

水や火を当たり前のように使っていませんか。トイレ、浴槽、台所、水や火が使えなくなれば生活は出来ません。

豪雨、豪雪で各地で被害が起こるようになっています。電気やガス、水道が使えなくなれば、どうしますか。普段、当たり前に使っているものが突然、止まれば、どうなりますか。

 

これは神仏の学びでも大事な事なのです。神社や神棚だけを拝むのは中途半端な信仰になります。

「水の神様、火の神様、今日もありがとう」と感謝の意を唱えるのが真の信仰です。

 

「今日も魔から守ってもらいました、ありがとうございます」と鬼門の神様にも唱えることで魔、災難から逃れられるのです。

身を清めるのは滝や川、海だけではありません。身を清める場所は浴槽、シャワー室でもあります。入浴中です。

健康を維持する場所は台所です。人がものを食べられなくなる時は悩みがある時、病気になった時、貧乏になった時です。

トイレは汚物を捨てる場所、人間が出した汚物でも神は汚物を受け取り流してくれます。

月に1度ぐらいは、トイレ、風呂、台所、そして鬼門に行き、柏手でも良いし合掌でも構いません。お礼を言って下さい。

土地がなければ鬼門の方角を向いて鬼門の神様にお礼を言うのが不幸を幸福に変えるのです。

当たり前の事が出来ないのに真の学びは身に付きませんし、結果も出ません。

神様は万物に対して平等です。私達が経験しながら知っている事を教えます。また代々、伝わった事も含めた方法です。

 

願いを聞いて欲しい場所に関するやり方についてお示しします。

まず水に強い白い紙に願いを書きます。字の色には決まりはありませんが、なるべく青、緑、水色に近い色を選びましょう。

願い事を書く時の決まりもありません。生年月日や名前、年齢などは書かないで下さい。書いたら合掌した時に、なるべく収まる大きさに折る。入浴中にする方法ですから裸で構いません。

ただし願い事の内容や書いた紙は誰にも見せないようにして下さい。祈願中も誰にも見られないように注意して下さい。

書いた紙は、置く所を見つけて置いておく。髪の毛や体を洗い終えてから、お風呂に浸かる。その時に願い紙を持ち、入浴して下さい。

まず紙を手の中に挟んで湯に浸ける、浸けたままで、願い事を念じて下さい。書いた内容を何度も繰り返しながら念じる。時間も決まりはありませんから。

身体が温もれば、紙をお湯に浮かせて下さい。もし邪魔や障りがあれば浮きません。浮かんだのを見て、紙を取りだし濡れた紙を入れる袋に入れて下さい。濡れたままの紙なので破れない袋、何でも構いませんから入れて下さい。

服を着たら、その紙を南か、東の方角の場所、部屋の場所に置く。なるべく高い場所に7日間置いて下さい。

 

次の8日目に海や川に、紙だけ取り出して流して下さい。時間は自由です。

 

これが願掛けの方法の1つです。水と火を利用した方法です。

 

次に教える方法は火を使うものです。私達は本式でしますが皆さまがすると火傷だけでは済みません。

 

私達は仕事をするときは体を張ります。両手を広げて蓮の花をイメージした形にして、その中に油を入れます。特殊な油を使います。油を燃やし祈願する札を両手の中で呪文を唱えながら燃やします。

 

加持祈祷に似ていますが仏教の加持祈祷とは違います。

 

合掌して少しづつ広げれば蓮の花の形になります。蓮は泥水でも咲きます。水に沈みません。浮きますから運気を上昇させる効果があります。

 

火を燃やすのは願いを邪魔されない為です。悪魔は火が好きなので寄ってきたり依頼者に邪魔があれば姿が現れます。邪魔や障りは人間の不幸を喜びますから生身の臭いを出す為に手を使うのです。

 

偉そうに言っていますが私は何年も訓練しました。身内に訓練させられましたがマスターするまで大変でした。

 

皆さまにも出来る方法を教えます。参考にしてみてください。

 

まず紙を用意します。赤い紙を用意します。字も赤で書きます。見えにくくする為です。

 

書いたら合掌した手に隠れるぐらいの大きさに折ります。多少、紙が見えても構いません。次に折った紙を手の中に入れ合掌します。願いを念じて下さい。10分以上なら構いません。

 

注意……この方法は必ず、夜に行って下さい。明るい時には効果はありません。念じ終われば、その紙の中心、多少ずれても構いませんから中心に、ライターではなく、マッチで火を近づける。少し焦げても構いません。燃えてしまえば、やり直しになりますから燃やさないように。1回で構いませんから。

 

終われば火の場合は3日以内に海や川に流しに行きます。私たちに伝わる呪術の方法は、必ず火と水を取り入れます。

 

水は火を消し、火で水を沸かせば湯になります。風呂を利用した方法は術の効果を高めるのです。

 

人間として生まれた理由は自分だけが幸せになる為ではありません。優しさや労りを持ち、助け合う心を育てる為に生まれて来たのです。それが信仰に繋がります。

 

障害者への差別、人種差別をしない。同じ人間です。人は口と腹が違います。障害者の苦悩は本人にしか分かりません。口では偉い、凄い、可哀想、頑張ってと言いますが本当に分かっているのでしょうか?

 

私は人間の心の中の本音を嫌と言うほど聞きました。自分の子供や孫、身内に障害者がいなくて良かったと聞きました。

 

しかし、障害者だけでなく相手の立場になる事も人間には必要なのです。それが分かれば怒りも静まり、争いになりません。争いを避ける事も信仰の1つです。

 

神様はあなたの心の中に住んでいます。自分を労り、大切にする事、自分を好きになって下さい。

 

嫌な時や逃げたい時、死にたい時はマイナスエネルギーが邪魔をしています。ならばプラスエネルギーを取り入れましょう。

 

考え方を変える努力をしましょう。必ず良くなる。難を乗り越えられる。死ぬのは後回し。私には不思議な力があるのだと自分に言い聞かせる事が学びです。

 

苦労や辛さ、苦しみは、いつまでも続かないと自分を励ませばマイナス波動が弱くなりプラス波動が発生します。不幸と幸福は表裏一体です。幸せな人生が目の前にあります。自分の人生に自信を持ちましょう。

 

麗月 謹上再拝

 

関連記事

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ等はこちらから

 

 

よろしければ下のバナークリックお願いします

 

巫師 麗月のブログ - にほんブログ村

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村