皆さま

 

幸せや招福を願う祈りもあれば、災厄や大難を回避するための祈りもあります。

 

自分にとって最悪の事態を避ける、どん底になっていない状態をイメージするやり方です。また、生霊、死霊、動物霊とも呼ばれる想念の塊と意識が同調して憑依状態に陥ることもあって、これを寄せつけないようにする祈りもあります。

 

今回は守りを固める祈りの方法についてお話しいたします。

 

よろしくお付き合いくださいませ。



Q.災い、不幸から自分を守るという祈りはあるのでしょうか?


A.もちろん災い、不幸ごとから避けたいと思うことも私たちが生存するために必要ですから、それに対する防御策としての祈りも必要でしょう。

まず守りを固めて、その上で積極的に何か行動を起こすために祈ります。そして、感謝する気持ちが最大の防御となります。ただ生かされているだけでありがたいという思いです。先祖に感謝することが一番の防御になるわけです。

「常にそばにいて、力をお貸しください」というだけで守られますから、何事がなくても、いつも神棚や神社、また先祖に感謝をするというのが最大の防御になります。

今日も一日、何事もなかったことがある意味で安全・安全に過ごせたということですから、日頃からいつも手を合わせて「今日一日ありがとうございました」と感謝します。
 

Q.悪いものに憑かれないようにする方法ってありますか?


A.なぜ憑かれるかということを考えてみることです。こちらがネガティブな感情になっているから憑くのです。心理的エネルギーの共鳴の法則で、ネガティブな想念と同調するのです。


妬み、そねみ、恨みなどマイナス感情があると非常に邪悪な想念が同調して憑いてきます。ですから、憑かれないようにするには、ポジティブな感情になっていればいいわけです。

鏡を見て笑顔の自分を作ることによっても感情は変化します。家族や友人と談笑したり、腹の底から笑えるような状況をイメージします。

 

ただ、そのようなハッピーな状態を想像しにくいというのであれば、まず最初にうっ積した感情を「水に流す」訓練をしてみるといいでしょう。

怒りを持たないで流す、ひどい目に遭っても怨念をためずマイナス感情を流すということです。許すということはすごく大事なことです。結局、水に流せるかどうかという問題なのです。

それは執着するということにもつながっているのですが、執着が強すぎると、執着心自体がいろいろなネガティブなものを引き寄せてしまうのです。ネガティブな感情が発信源になりますからね。意識が同調して、どんどん悪いものが憑いてネガティブな感情が増幅してしまうのです。

 

Q.憑いてしまったものを祓う方法はありますか。
 

A.そうした憑き物を流す禊ぎの方法として、風呂場などで水をかぶるという方法があります。場所は、滝などに行かなくても、風呂場でいいのです。その場合、たとえば「祓いたまえ、清めたまえ」などと唱えながらします。簡単な詞でいいですから、それを唱えながら108回、頭から、あるいは肩から水をかぶります。

ただし、3回くらいでは、少ないです。108というのは人間の煩悩の数といわれていますので、本当に祓うためには108回というのが基本です。これはある意味、覚悟を決めてやることで、ここまでやらないとすっきりと祓いきれません。

そういうことをやったうえで、私たちの場合はさらに御神前に向かい合掌します。ただ、108回というのはたいへんきついものですが、それくらいやっていると、感覚がだんだんなくなって意識が研ぎ澄まされてきます。

でも、この禊ぎの方法はたいへん危険をともないますから、一般の方にはお勧めできません。お年よりは心臓の弱い方は絶対にやらないでください。健康な方でも、最初に体に水をつけ、冷水にならしてからやってください。

 

もう少しマイルドな方法としては、手と顔を洗い、口をすすいでからご神前に向かいます。その後、以前に紹介した祝詞と唱え言葉のセットを反復して奏上するのです。

 

何よりも毎日それができるようになる習慣づけをしておけば、<悪想念>と意識が同調することはなくなります。

 

 

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