2012.1.1

途中 10℃の生ぬるい気温に 汗をかきつつ

先輩と共に 車で菅生の滝を 目指しました。

昨年までの 荒れた天候とはうって変わって 温かな正月を迎える事が出来ました。

山道が凍結する事も無く 車は進みました。

本堂の薬師如来様の前には 導師が既にいらしていました。

私達が到着とほぼ同時に もう一人滝のお仲間先輩がいらっしゃいました。

東京から 帰省されていらっしゃったとの事です。

本堂には ご住職がおいででした。

新年のご挨拶を させて頂きました。

それから、薬師如来様にも ご挨拶です。

まだ、私は うろ覚えの 開経偈(かいきょうげ)と懺悔偈(ざんげげ)他を

4人揃ってあげました。

さて、それから 広い駐車場に向けて出発ですが

途中のお不動様にも しっかり頭を下げて ご真言をあげます。

駐車場から上は 導師の車に乗せてもらいます。

滝の直ぐ近くは 車何台も停めるスペースが無いからです。

他にも車が来ていました。

近くのお参りの方々かもしれません。

さて、ここでは 多くのお地蔵様方にご挨拶を致します。

ロウソクを燈し お線香をあげ 先ほどと同じように お経を唱えます。

それから、またまた上のお地蔵様方に ご挨拶をしながら 滝に近づいて行きます。

お地蔵様方は 新しい前掛けをつけていらっしゃいました。

新年の 新しいお着物なのですね。

奥の院では 観世音菩薩様・役行者様・八大竜王様がいらっしゃいます。

頭を下げて お経と真言をあげます。

「竜神様に ご挨拶した?」

っと お経の後 導師に尋ねられ 慌てて竜神様像まで戻りました。

とっても良いお顔をした 竜神様です。

うーん、今度来るときは 奥の院の中まで お写真を撮らせて頂こうっと。

もたもたしていると、

先輩方は 既に須川神社の所で 禊大払いの祝詞をあげていらっしゃいました。

少し遅れて 導師も祝詞をあげられていました。

この時 A4くらいの大きさの封筒を前に 置いてらっしゃいました。

長くなるので 明日に続きます。
’11,12,24

この年 最後の滝行となりました。

いつもの様に

途中のお地蔵様方に ロウソクを燈し お線香をあげていきます。

今年は ご縁があって お伺いできました。

これからも 見つめていて下さいね。

イチョウの黄色い葉が たくさん落ちていました。

もう、年末というのに イチョウの葉は、まだまだ 落ちてきます。

せっせと落ち葉を掃いて 焚き火に焚きつけます。

掃除をすると 身体が温まります。

本日のお仲間は 10人ほどでした。

他の方は、年末の仕事で お休みでした。

皆で本堂の十一面観音様に手を合わせお経と真言をあげます。

本日は この滝行の会が発足して 10年の記念として

導師に 袈裟をお贈りしました。



天台宗の袈裟は このようなもの なんですって。

普通のお坊さんの袈裟を想像していたので 意外でした。

両方に二つずつある丸いものは 「輪寶(りんぽう)」と言うんですって。

さて、本日は 男性陣から滝に入られました。

その後は 焚き火の番をしながら お神酒を頂き

年末恒例行事(らしい)ヤマメの串焼きを 火で炙って食べてらっしゃいました。

さて 女性陣も いざ滝へ。

私は 女性の中でも 最後になってしまいました。

水量が少なかったので 水が当たる所が少なく

かえって 外気にさらされ 寒い感じがしました。

水も 冷たく感じました。

そうそう、滝場の寒暖計は 零下2~3度を指していました。

本日も最後に 温泉 もとい 地下水の湧き出しに

入って 温ったかーいと 暫く 入っていました。

本日の締めは ニニギノミコトです。

年末の作法を 導師がニニギノミコトに 伝授されたそうです。

さて、滝から出てきて…これからが 寒いのです。

まず 髪の毛を直ぐに タオルで包みます。

更衣室が空くのを待って 着替えました。

手が かじかんで なかなか思い通りに 動きません。

やっと、着替えて 焚き火の所へ行きました。

「ほら、焼けたよ。」

と よく焼けたヤマメを 下さいました。


これが 熱いのですが かじかんだ手には ご褒美のようで…

直ぐに熱くなって 網の上に戻しちゃいました。

でも 貪るように ヤマメを食べました。

美味しい事と言ったら…

至福の時間とは こんなものかも しれません。

朝から何も食べず 寒い滝行をして、

この温かい焚き火と 美味しい焼き魚。。。

普段の生活は 恵まれすぎてるのかもしれないと

改めて 思ったのでした。
’11.12.17

この三日前 私は 珍しく38.5度の発熱をしていました。

仕事先では「滝なんて 入るからだ。」と 言われました。

それが とても悔しく また 確かに 生計を支える仕事先に

迷惑をかける事になる と思いました。

この日は 随分 迷いました。

滝には 行きたい。でも、また 体調を崩したら…


ダメなら きっと 行かせてくれないだろう。

滝に会いに行きたい。

迷って いつもより30分遅く 出発しました。

禁じられると かえって愛おしくなるなんて、馬鹿げているかもしれません。

でも、それほど 滝の側で 自分を確かめたい と思ったのです。

滝場の寒暖計は 氷点下を 指していました。

寒くないと言えば 嘘になります。

この日 初めて「エイ!」と言う 掛け声をかけて 滝に入りました。

導師からは 教えてもらってはいませんが

諸先輩方がそうされているので 今日は 真似てみようと思ったのです。

やっぱり、始めは アップアップします。

溺れそうな感じで 不安になります。

でも 滝の中に入って暫くすると

もごもご 言ってる自分の口が しっかりしてきます。

次第に 大きな声で 祝詞が出てきます。

途中で光が差して来た様に感じました。

こっそり 目を開けると ただ本当に 日が差してきただけ のようでした。

祝詞を終えて、滝から出ると

導師が右側にある小さい滝に入ってみろと言います。

何だろうと そっと水に 手をかざすと…

おーー、温かい!!

何故か その流れは 温泉のように…と言っても 冷たかった滝の水からすると

温泉のように温かく感じるわけで 本当に温かい筈がないのです。

きっと、地面の中を通ってきた井戸水のように

年間通して一定の水温なのかもしれません。

この日は、観音茶屋がお休みで 滝仲間の皆さんとは 早く 解散となりました。
高千穂の天の岩戸神社にお参りをして

高安河原にて 禊(みそぎ)をしました。

滝行とは違い、頭を濡らさなかったので

あまり寒くはありませんでした。

水は とても清く温かでした。


「おー、竜が上を飛びよるなぁ。」

と、導師が 空を見上げました。

導師と同じ様に 空を見上げてみましたが、

私には 何も 見えませんでした。

「ここの神さん(竜)はね、真っ白(な身体)で、真っ赤な眼をしとる。」

ほう、アルビノですか。何て、私は 夢の無い事を考えていました。

導師が菅生の滝に入っていた時の話をして下さいました。

「滝に入ってると、目の前に竜が来て…」

(竜の)背中に乗れと 言ったそうです。

更衣室の前(川下)まで 連れて行ってやると。

でも 目の前は 何もないので 誘われるまま 前に身を乗り出せば

滝の下に真っ逆さまです。

それに気づいた導師は 竜の背中には 乗らなかったそうです。

その話を 当時の導師の仲間に話したら、

「ばかだなぁ、それは神さんを信じてないから乗れなかったのだ。」

と言われたそうです。

すると、「良いなぁ、僕ならきっと乗ってると思います。」

と、先輩は 楽しそうに話されました。

私なら どうするだろう…

いやいや、滝壺の中にさえ入れない私は まだ 想像すらつきません。

でも 肌は蛇やトカゲの様に固く冷たいのかな?

爪は きっと 鋭く尖ってるんだろう…なんて

想像が 膨らんでいきます。

大きさは…