9月23日(火)
昨日は、東京で渤海史の勉強会がありました。
せっかく東京まで来たので、もう一泊して、東村山市にある下宅部遺跡まで
足を伸ばしました。
今春のちょうどコロナが流行り始めたころでしょうか。
そのころ、縄文時代に漆を使った文化があると教えていただきました。
それまでのわたしの中では漆と縄文時代とは全く結びつきませんでした。
漆器というと、高級、高度な技術、保管が難しそうというイメージがあったからです。
まさか、縄文時代の人が、と驚きました。
幾つになっても、学びというのは、新鮮な驚きを与えてくれるものですね。
中でも、下宅部遺跡は、漆文化の最も古い遺跡のひとつです。
一度訪れてみたいと思いながら、コロナ禍のせいで、来ることができませんでした。
やっと、念願が叶ったという感じです。
東村山市、こんなことを言ってはなんですが、結構都会でした。
遺跡は大部分地下に保存され、遺跡公園となっています。
下宅部遺跡の出土品は、東村山市八国山たいけんの里の
収蔵展示室で見ることができました。
帰り、少し時間があったので、国分寺に寄りました。
とはいうものの、たっぷり時間があったわけではないので、駆け足でした。
次回、ゆっくり来てみたいと思わせてくれる場所でした。
国分寺駅から十数分のところです。
上の写真は、国分寺楼門です。