4月17日(金)

 

コロナのおかげで、4月に入ってからはほとんど家にいます。

会う人と言えば、同居人のオットットさんぐらい。

ゴミ出しなどでご近所さんにお会いしても、ごあいさつ程度です。

お互いなるべく話さないように気を使ってしまいます。

数日に一度ぐらいの頻度で買い物に行きますが、それも人とはなるべく距離を置くようにしています。

 

人恋しいですね。

人と会って、冗談を言い合って笑ったり思いっきりおしゃべりがしたいです。

 

せめて、予定のなくなったこの膨大な時間を使って本を読もうと思っています。

それも、この際ですから、電車の中や隙間時間などでは読めないがっつりした本を。

 

 

というわけで、ただ今、『三国志』第六冊蜀書に挑戦中です。

この『三国志』は全部で八巻あるのですが、とりあえずは昨年末に第六冊だけが出版されました。

あとは、一年に一冊の割合で出版する予定だと書かれていました。

構成は、原文、訓読、補注、現代語訳となっています。

なるべく原文から読むつもりで、訓読や現代語訳とにらめっこ、漢字字典を引きながら

読み進めています。

人名や地名もいっぱい出てくるし、しかも見慣れない漢字がうようよ。

10日かかって、やっと、80頁ほど。全部で635頁もあるので、読了する頃にはコロナもきっと収束していますよね。

否、終息していてほしいです。

 

コロナのおかげと言っては、語弊がありますが、

こんなまとまった時間でもなければ、この本も忙しさにまぎれてきっと積ん読の中の一冊になっていたに違いありません。

自分の本棚を見わたしてみると読まずにほってある本が山ほどあります。

今まで自分の趣味は読書だと思っていましたが、実は積ん読だったのだと今になって気が付きました。

 

 

それから、こんな本も。

この1月から3月にかけて、朝日カルチャーで森安孝夫さんの講座を受けたのをきっかけに

中央ユーラシアの歴史も面白いと思うようになりました。

この期間に精力的に読書に励みたいと思います。