1月18日(水)

 

中国茶の日でした。

 

 

福建省福安の紅糖生姜茶をいただいた後、

福安市担洋村の工夫紅茶と、台湾の文山包種(青茶)をいただきました。

 

 

野生の茶樹の茶葉を使った紅茶です。2016年春摘み。

 

トロンとした甘みと少しの時間を経て感じられるぴりっとした苦味が特徴です。

土っぽい独特の香りとほろ苦さ。

先生はそんなふうに表現されていました。

わたしは、そこまでうまく表現できませんが、何だか紅茶らしくない紅茶だと思いました。

 

 

多めの茶葉で、少し湯温を下げて、蒸らし時間も多く取って、

濃く仕上げてくださいました。

 

 

今日の点心は、鶏肉のスープ。

あったくてコクがあって、おいしい。

 

 

文山包種の茶葉です。ぷっくりとした大き目の茶葉。

2016年11月29日の冬摘みのお茶です。

ということは、ついこの間仕上がったばかり。新鮮そのもの。

文山包種は、台湾の青茶の中でも発酵度が低く、緑茶のような味わいです。

軽い渋みがあり、日本人には好まれやすいお茶です。

しかし、そこはやはり、青茶ですから、緑茶にはない甘みのある香りがあります。

この青茶独特の香り、いいですね。大好きです。はまってしまいます。

 

文山包種は、アレンジのしやすいお茶だそうです。

水出しもOK、沸騰湯で明るくさっと仕上げるのもありなら、湯温を60度~70度ぐらいに下げてゆっくりうまみ成分を抽出するのもいい、とのことでした。

 

 

文山包種は、現代作家さんの器を使って、淹れていただきました。

 

 

お茶菓子は、先生が上海で買ってこられた飴。

マカデミアンナッツ・クランベリー・スライスアーモンドがはいっています。

すごく、すご~く、おいしかったです。

 

それにしても、先生は、おいしいものを上手に見つけてこられるなあ、

とそのセンスに脱帽です。

わたしも中国には結構行ってるのに、こんな素敵な物を見つけられたことがありません。

 

 

文山包種ですが、冬摘みの茶葉なので、茶花が入っていました。

真ん中右寄りの部分がお花です。かわいらしい。