12月18日(日)
童話サークル わらしべの勉強会に聴講生として参加させていただきました。
野村一秋先生をお迎えしての合評会です。
わたしは9月までこの会のメンバーだったのですが、
作品が出せずに、というか、みなさんに何となくついて行けずに退会しました。
どのサークルにしても、参加するなら、ちゃんと参加したい、
でないと却って迷惑がかかってしまうんだと、過去の反省を込めて今は思っています。
会場に寄せていただくのは久しぶりでした。
8作品合評しました。
それぞれの方の個性が光っていて、どれもすてきな作品でした。
大好きだと思う作品もありました。
まさに、オーケストラのよう。
とんぼ先生もそのようにおっしゃいましたが、わたしもそう思いました。
最初はソロから始まって、次々に楽器が加わっていく。
最後は壮大なオーケストラに。
みなさん地に足をつけて着実に頑張っておられるんだなと思いました。
梨木香歩さんの「りかさん」 読みました。
人形を題材にした不思議な物語です。
難解でした。
読むのも書くのもわたしには、苦手な分野だと思いました。
玄田有史「14歳からの仕事道」
あの「よりみちパン!セ」シリーズの1冊です。
著者は、労働経済学者。東大の先生です。
14歳の子どもたちに「しごと」を教えるって、難しいですね。
確かに、しごとって、地味なもの、理不尽で矛盾に満ちているっていっても、
子どもに理解してもらうのは、難しいですよね。
実際、この本を読んでみて、大人のわたしだからこそ、うなずける部分があるものの、
矛盾に直面したことのない子どもにとっては、どうなんだろう、と思いました。