11月20日(月)
京都コンサートホールに行きました。
パリ管弦楽団
ダニエル・ハーディング指揮
ブリテン: オペラ≪ピーター・グライムズ≫から 4つの海の間奏曲
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ヴァイオリン:ジョシュア・ベル
ベルリオーズ: 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」より 4曲
午後3時開演
前々から行きたかったのですが、
11月の土日の予定が流動的でチケットの購入を躊躇していました。
前日になって、予定が空くことがわかり急きょ行くことを決めました。
前日でもチケット買えるんですね。
思い切って行ってよかったです。
音のひと粒ひと粒が輝いて、ぱらぱらとこぼれ落ちていく感じがしました。
重くない、重くないんです。
やっぱり、パリの楽団やからでしょうか?
「フランスの楽団は、省エネ。
例えば、四分音符で一拍のばすところを彼らは8割くらいで切ってしまうんです。
ちゃんと一拍のばしてくれない。どうやらしたら、半分ぐらいで切ってしまうこともある。
日本の楽団やったら、一拍のところは律義に絶対きっちり一拍のばしてくれる。
でも、そうでないところがフランス独特の軽やかさを生んでいる」
以前、佐渡裕さんがフランスの楽団についてこんなふうにおっしゃるのを
聞いたことがあります。
(うろ覚えで多少ニュアンス違っているかもしれませんが、大筋は間違いないです)
音が粒になっていると感じたのは、そのせいかもしれません。
秋も深まってきました。
セーターでいると、今日は微妙に暑かったですが……
機会があれば、またコンサートにも足を運びたいです。
パリ管、22日の火曜日は、大阪のシンフォニーホールでも公演があるようです。
こちらは、メンデルスゾーンのコンチェルトとマーラー。
プログラム的には、こちらのほうが好みだったかもしれません。
ダニエル・ハーディングさんもソリストのジョシュア・ベルさんもヴィジュアル的にも
素敵な方でした。