桜** 4月1日(金)


今年は桜がほころび始めたあと、肌寒い日が続いたせいか、

満開!までには時間がかかっているようです。

先日行った福岡城の公園もこんな感じでした。




3月30日時点での福岡城の桜です。あと、ひと息だと思うのですが……

そして、京都もポカポカ陽気には遠い一日でした。


お昼前にスマホの地震警報が鳴りました。

またまた練習かい、と思っていたら、ほんとうに揺れ出したのでびっくりしました。

中国語のレッスン中で8階にいたのですが、やっぱり高層階は揺れますね。

でも、「地震」も「こわい」も「娘が心配してきて電話してきた。出てもいいですか?」も

自然と中国語で言っていた自分にもびっくり。

えっへん! ちょっと自慢です。


夕方は、のんの家に手伝いに行きました。

「落ちるから気ぃつけんとあかんね」と自分で言った直後に、

ぴょこ太が階段から転げ落ちました。

一瞬大泣きしましたが、大したことがなくてほっとしました。

やっぱり、子どもには神さまが付いているのかな。

わたしだったら確実に骨折してるなあ、ううん、骨折なんかでは済まなかった可能性も……


この3日ほど、寝不足です。

世界フィギュアを追っているせいです。

まず、ネットの速報で結果をチェック。

テレビは解説を聞きながら、見たいところだけ録画を見ています。


羽生くん、すごいですね。

でも、羽生くんだけでなく全体のレベルが高くてわくわくします。

直近の金メダリストが3人、ソチ五輪の金銀銅が揃っている試合なんて、

そうそうあるもんじゃないですよね。

すっごい贅沢な試合。


男子だけでなく女子も神演技ラッシュです。

女子は今のところ羽生くんほど飛びぬけた選手がいないようですが、

その混戦状態から誰が飛びぬけていくのか、それもドキドキします。


わたしは、強いて言えば宮原さんのファンです。

京都出身ということもあるのでしょうが、

あの小柄な体からにじみ出る意志の強さや品格に魅せられます。


とにかく、10代や20代の若い人たちなのに、

世界のトップで戦っている人たちってやっぱりどこかに強靭なものを持っているなあと

感動しています。


そんな中でひとつ。ちょっと心配なニュースがありました。

公式練習中、羽生くんの曲かけ練習のときに、カザフスタンのテンくんが軌道に入って

邪魔をしたというニュースです。

当然のことながら、日本のマスコミでは羽生くん側に立った報道がされています。

中には、韓国系カザフスタンのデニス・テン選手というような書き方をしているものもあります。

韓国系というのは事実には違いないのですが、今、ことさらにそのことを強調するのは、

何か煽り立てようとする別の意図を感じてしまいます。


昨年上海で行われた世界選手権では、

デニス・テン選手のショートのときに音響ミスがありました。

さあ、これから演技開始という選手が集中しているときに、

曲が途中からかかってしまったのです。

結果、やり直さざるを得なくなりました。


この時の試合では総合3位でしたが、

フリーでは優勝したフェルナンデス選手や2位の羽生選手を押さえてトップでした。

それだけに、ショートの音響が・・・・・・と思わないでもない。

でも、テンくん本人がそのことで恨みがましいことを言っているという情報を

聞いたことはありません。

そんな選手が衝突したら自分もリスクがあるのに、故意に人の邪魔などしにいくでしょうか?

と、わたしは言いたいのです。


もうお分かりだと思いますが、わたしはデニス・テン選手も好きなのです。

内的な演技・硬質な演技をする人に魅かれるのだと思います。