ティーポット 3月23日(水)


お天気も良く、春らしい一日でした。


久しぶりに外出。中国茶のお稽古に行きました。

先生のお宅の上の山のほうでは、桜が咲いているそうです。

しかし、麓の川べりではまだ開花していません。

山のほうが気温が低いと思うのですが、日当たりがいいからでしょうか。


台湾の文山包種茶の原種と改良茶の2をご紹介いただきました。


包種茶はもともと大陸福建省で作られてきたお茶です。

それが、台湾に持ち込まれ台北文山平原で栽培されるようになりました。

初期のころは、台湾に製法技術がなく採取した茶葉を福建に持ち込み製法し、

また台湾に持ち帰るということが行われていたそうです。

何度も海を渡るために、茶葉に海の香りがしたとか……





手前が清心と呼ばれる原生種の茶葉。向こう側が金宣と呼ばれる改良種の茶葉です。

色味も香りも茶葉の大きさも違います。

原生種のほうが、黒味がかっています。茶葉も小さくぎゅっとしまった感じです。

改良種のほうが、緑が明るいです。


しかし、外見の印象とは違い、実際淹れてみると

原生種のほうが軽く明るいハーブ系の香りでした。

改良種のほうが乳香が強く甘い香りでした。



最初に金宣茶のほうをいただきました。




あとから、原生種のほうをいただきました。


点心は、酸味のある白菜とお肉の包子。




お茶うけは、緑豆のお菓子。