2月15日(月)
暖かかったり寒かったり気候が安定しませんね。
今日は一転、冬らしい本来の寒さです。
昨日14日(日)は「三国史記を読む会」。芦原橋まで行きました。
今は地理の部分を読んでいます。昨日は全州でした。
かなり後ろの部分です。
わたしは最近途中入会させてもらったばかりなので、
前を読まずにいきなり後半を読んでいることになります。
原文は、ただ地名を羅列しているだけにしか見えない素っ気ないものですが、
そのわずかな記述からいろいろな情報を読み取ります。
講師の田中俊明先生は、朝鮮半島の古代遺跡をくまなく歩いていらっしゃるので、
現地のスライドも豊富に見せてくださいます。
初めはちょっと退屈だと思っていましたが、だんだんにおもしろくなってきました。
お勉強のあとはいつもの宴会。
故に、今朝は頭がふらふらします。
二日酔いなんですかねえ。
昼からは、四条センターに行きました。
「仏教絵画」のお話です。
神戸市立博物館で現在展示が行われている「須磨の歴史と文化展」に即しての講義でした。
講師は神戸市立博物館で学芸員をされている方なので、
今回の展示には企画段階から直接関わられています。
それだけに特別の思い入れがあるようで、その熱意に圧倒されました。
企画も展示品を所蔵されている現場との交渉や調査も
そして、解説書の作成からお客さんの入りの心配まですべて学芸員さんのお仕事なんですね。
何となく学芸員さんって博物館の中にこもっているイメージでしたが、
実際は「足で稼ぐ」お仕事のようです。
それだからこそ、やり甲斐も面白さもあるのでしょうね。
展示期間は、2月6日~3月21日まで。
前後で、一部展示の入れ替えがあるので、2月と3月に2回行くのがベストです。
そのあとは、中国語の個人レッスン。
いつも教えていただいている老師が風邪でダウン。
新しい老師でした。
時折、先生が替わるのも語学のレッスンではいいことですね。
「大阪大媽(大阪のおばちゃん)」で大笑いしました。
中国では日本語を知らない人でも誰でも「大阪大媽」は知っているそうです。
大阪のおばちゃんは、それほどに有名です。
中国の人が「大阪のおばちゃん」に対して持っているイメージは、
精神(エネルギッシュで)討価還価(値切る)のがうまくて、やっぱりヒョウ柄の服を着ている
そうです。
若干の不満はありますが、情報はまあ、正しく伝わっているかな。
さまざまな条件に恵まれて、わたしは学ぶことができています。
ほんとうにありがたいと思います。