節分 2月2日(火)


朝一番、中国語のレッスンでした。


今年の春節は2月8日です。

中国のお正月のころの風習の話を聞いてみたくて、老師に話題をふりました。

老師の老家は、西安です。

京都と同じ古都なので、今でも伝統行事を大切にしている地域なのかな、

と思ったのですが、そうでもないようでした。


特に旧暦12月23日のかまど祭りのお話をうかがいたかったのですが、残念!

風習を守って、かまどの神さまに飴ちゃんをなすりつけているようなお家なんて、

ないそうです。

第一、老師ご自身、ほとんどご存じなかったです。

農村に行けば、見られるかもしれないと言われました。

確かに老師は都会人ですもんね。


この日は、お正月の準備を始める日でもありますよね。確か。

貴州省だったと思いますが、たまたまこの日に山奥の少数民族の村をたずねたとき、

毛を抜いたブタちゃんを丸ごと一頭(もちろん生きてません)かついで歩いている

おじさんたちを何人も見ました。

こういう光景に出くわすと、一瞬、ぎょっとします。

春節のご馳走の準備なんです。

家畜にとっては、災難の日です。


さて、中国人にとっては大型連休。

またどっと大勢のお客さまがいらっしゃいます。

いつにも増して、中国語が聞こえてくるのでしょう。


老師がしきりに「情人賓館」とおっしゃっるので、どんなホテルかな、と思ったら、

ラブホテルだそうです。ああ、なるほど、情人ホテルね。

観光客が多くて、最近の日本ではなかなかホテルの予約が取れません。

そこで、ラブホテルです。普通の観光客が泊まります。

安くて、広くて、しかも、中国の方が大好きな色鮮やかで派手なインテリアです。

今、若い中国の人を中心に大人気だそうです。


「情人賓館(チンレンピングアン)」とちょっと声をひそめておっしゃるのが、おもしろかったです。


レッスンのあと、烏丸通りを蛤ご門まで散歩。

そこで、Uターンして帰ってくると、ちょうどいい具合に10,000歩超えていました。




蛤ご門の変の時の弾痕が残っているそうです。




これかな?