10月7日(木)
今日は故宮博物院へ。
昨秋台湾を訪れた時は、20名近くの団体旅行で故宮博物院もほんとに駆け足の参観でした。
有名な翡翠の白菜と豚肉の角煮石、それにあとふたつかみっつを見ておしまい。
しかも、20名近い団体ともなると、ガイドさんが説明している時
後ろのほうの人はよく見えないんです。
それでも、ただただ迷子にならないように付いてきてください、と言われるし・・・
というわけで、昨秋はずいぶんストレスがたまりました。今回はそのリベンジのつもりです。
階段をあがった正面の建物にお宝の陳列が
8時前にホテルを出発。地下鉄士林駅からバスに乗ればいいのですが、
路線がいくつもあってあまりに複雑。素人にはわかりませんでした。
結局あきらめてタクシーで行くことにしました。
9時の開館には余裕で間に合うはずだったのですが、博物院が近づくにつれ観光バスの大行列。
開館前にはぎりぎりの到着となりました。
例の翡翠の白菜の前には相変わらず人がいっぱい。
それでも、団体客がす~っとひいていく瞬間があるのです。
その間隙を縫って、たっぷりと鑑賞させていただきました。
特に2階へ降りるとお客さんも少なくて、
宋代から明・清代の陶磁器コーナーは、ほんとに堪能しました。
私は焼き物に関する知識がないので、何を見ても「綺麗!」としか
言えないのですが、目にとっても贅沢をさせてあげている気分でした。
豊かな時間でした。
お昼は4階の三希堂で。高山茶とちまきを食べました。
博物院には、3時過ぎまでいました。
そのあと、庭園も鑑賞して入場料160元を余すところなく使いきりました。
博物院そばの至善園。博物院の入場券があれば無料です。
帰りがけ、博物院正門そばで太極拳をしている人たちがいました。
法輪功だそうです。法輪功は、大陸中国では、禁止されている活動で弾圧されているようです。
その人たちは、大陸中国の対応を批判する活動をしているのでした。
少し話をして、パンフももらって帰りました。
夜は、ホテル近くの日本風居酒屋「一心」へ行きました。
店内はあまり広くありませんが、予約でいっぱい。とてもはやっているようです。
入れたのは、たまたまラッキーだったようです。
オーナーさんは、まだ若い日本女性でとっても感じのよい応対をしてくれました。