こんにちは
本日は漢方薬局の得意分野を紹介します。 良く「お困りの方は何でも健康相談に乗ります!」と書いてある薬局を見かけますが、正直言ってPRが雑だと私は考えます。 自分の得意分野をアピールしないとお客様は来てくださらないと僕は思います。また、質は違うとはいえ病院でも漢方薬はもらう事ができます。しかも病院の漢方薬は保険が効きます。
つまり、経営的に考えると病院でもらう漢方薬以上の付加価値を顧客が感じられないとわざわざ漢方薬局に買いに来て下さらないと私は考えています。 そのように考えていくと、自ずと得意分野が見つかるのでは無いでしょうか。
常にライバルを想定し、ライバルと比較した自分の強みを伸ばしていく事が必要です
①不妊症
病院と比べた漢方薬局の利点 1動物性生薬が使える(動物性生薬は保険が効かない病院では出せない) 2周期療法ができる(病院では周期に合わせて漢方薬を調整する事はまず無い)3時間をかけたカウンセリングでお客様をサポートできる(病院の診察では多忙で時間が取れない。患者さんの気持ちまでサポートするには時間が短すぎる)
②皮膚病
病院と比べた漢方薬局の利点 皮膚の疾患という症状だけに対処するだけではなく、原因と考えている体の臓器の乱れまでアプローチできる
漢方相談にいらっしゃる患者様は病院ではステロイド等で症状を抑えているという印象が強い。
漢方薬で根源治療という事は顧客にとっては十分な付加価値になりうる
③ダイエット
病院と比べた漢方薬局の利点
そもそもダイエットは病気では無いので、病院では治療しない。 ダイエットと言いながら、むくみが気になっていたり、便秘が気になっているなどの方が多く健康的に痩せながら気になる症状を改善していける事は大きな利点。ダイエットに関してはダイエットジムもライバルになりうるが漢方薬局は運動指導がダイエットジムよりもできない分健康指導ができる事は大きな利点になりうる
他にも色々な疾患を得意分野にする事は可能ですが、薬局は医療機関でもあり、薬という商品を販売する商売人でもあります。
己の強み弱みを分析し、顧客に貢献する為の方法を常に考えていけば繁栄は間違い無いでしょう。