HSPとアスペの「本音と建て前」問題 わかるけどわからない | ゆりんごの森

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子育てしながら気付いたことなど書いてます。

思春期の頃からいつも嫌いだった

本音と建て前。

 

大人になった今でも

そして昨日も

本音と建て前の問題に

苦労しています。

 

 

結婚してから人生で初めて主人に

「お前はアスペ」といわれた私。

 

子供の頃から優等生だったで

周囲の大人の顔色をうかがう

おりこうさんでした。

 

そこにはつらい努力も

優等生になる必要性も

打算的な考えもなく

優等生に「なってしまっていた」

という表現が適切だと思います。

 

 

また、優等生になれる

家庭環境でもありました。

 

 

HSPの私は周囲の大人の期待に応えるうちに

大人を気遣いすぎて疲れてしまったのと

平生からの人を「疑わない」性格から

友達関係において疲弊することが

多くなりました。

 

 

本音と建て前で生きる

クラスメートに辟易して

本音が正義!とずっと思っていた20代。

 

 

本音と建て前の葛藤に嫌気がさしほとほと

疲れはててた私。

 

HSP特有の相手やその場の空気をよむことを

あえてしないようにし続けた結果

 

 

本当に空気や相手の気持ちを察することが

わからなくなり

言葉をそのまま「受け取る」思考回路に

なってしまいました。

 

 

よって、本音と建て前の事実が目の前であっても

それを「問題化」しない自己防衛まで

無意識にできるようになってきたんだと

思います。

 

 

だから、嫌みを言われても

クレームを言われても

「自分が正しい」という思考と

「傷つきたくない」感情の

堅いベールができて

外界からのネガティブな言葉に

よくもわるくも鈍感になっています。

 

 

 

 

しかし、30代になって

本音と建て前のしくみと

恩恵が少しずつわかるようになり

建て前も演じることができるように

なってきました。

 

 

あまり遭遇することはないのですが

(というか、そもそもそういう人とは付き合わない)

建て前でしか話さない人もたまにいて

 

 

これは建て前か?本音か?の判断に対して

その判断を見誤ったせいで

思わぬ問題が生じることが

多々あります。

 

 

「だからあれほどいったろ!」

と社会性が私よりもはるかにずば抜けてある

主人から昨日もこっぴどく「怒られ」ました。

 

 

 

しかも、今回の問題は

またも予知夢でお知らせがきてたにもかかわらず

その合図は「別のことで」終わったものと

思って油断していました。

 

 

それが一見、社会的ステータスの高い人や

見映えの良い人がするので

これって本当に大人のすることなの?

と懐疑心しか生まれてきません。

 

 

建て前でしか話さない

相手にももちろん問題はあると思いますが

 

主人から言われたのは

「自分の立ち位置を理解して

それに見合った行動をとれ」とのこと。

 

 

夢でいわれた予知と忠告と

全く同じものだったことにも

驚きました。

 

様々な角度の視点から

ものごとを見極める力が必要だと

私の未熟さをつきつけられた

一件でした。