ネット依存症克服した話②の続きです。
ネット依存を何とかしたいと思い、まずはお金をかけずに自分でできることを毎日少しずつやりました。
といっても、ネットの時間を減らそうとか排除しようという行動ではありませんでした。
ネット以外に集中できることをひたすら探し、そこに時間とエネルギーをかけたくなったことで
自然とだらだらネットの見るという時間が減っていきました。
あな吉手帳を使いこなすのにネットを使いましたが
それは本当に必要だったから。
ネットが出来なくてイライラすることもへっていきました。
自分の中でそれよりも大事なことや、必要に駆られてしなければならないことがとても増えたということもありました。
あな吉手帳を始めて様々な変化や成果が出たのは過去にもブログに書きました。
ママカフェを受講してから、コミュ障の私の夫婦関係も徐々に良くなって、行きました。
そしてバイトを始めた頃には仕事で疲れてネットどころじゃなくなりました。
末っ子が幼稚園入園し、扶養内アルバイトを始めたことで、家に引きこもる時間も自然と減っていきました。
仕事をしてみて、私は自分は仕事が好きな人間だとわかったので
疲れることはあっても、仕事がストレスでネットに戻るということもありませんでした。
そういう生活を2年ぐらい続けたら、ある日突然、ネットがなくても大丈夫という自分に気づきました。
2年かかりました。
むしろネットを見る時間が無駄だとも思うようになったりしました。
それからもっと、リアルの世界を大事にしようと意識しました。
まだそのときは、外の世界のことは諦めていましたが。
そしてこれは主人から言われたこと、
「ネットでわかる情報なんて本当か嘘かわからない。自分の目で確かめて感じたものだけが本当のものだ」
と何度も何度も教えられました。
最初は直感さえ使えば、ネットでも得られるものはあるはずだと思いました。
なので完全にネットはシャットアウトしないでネットで得られるものも大切にしつつ
リアルで感じたり調べたりしたことも大事にしようというところから始めました。
でもいつも主人から言われた言葉が頭の片隅にあって、ことあるごとに思い出すようになりました。
リアルを大事にすることは、直球で投げ出したボールが直球で返ってくるので、怖いと思うことも多かったです。
少しずつ少しずつその恐さを乗り越えたんだと思います。
また、ネット依存でも役に立つことというのがあったのも大きかったかもしれません。
チャットやメッセージのやりとりのおかげで何の苦労も練習もなしにブラインドタッチが出来るようになりました。
パソコンについて独学で何でも習得していったので、使ったことのないワードやエクセルも独学で続けた結果、今ではちょっとした学校のお手紙やPTAの文書データも自分で作れるようになりました。
それで委員長の職がまっとう出来て、周囲から感謝されるまでにワードエクセルはつかえこなせてます。
いろんな人と出会って会話したので、接客のバイトでどんなお客さんがきても平気です。
数々の男性と会話したことで、人を見る目が養われて、コンパニオンのバイトでのときも、困りませんでした(笑)
他にもたくさんあると思いますが、失敗だけでなく、学んだこともたくさんありました。
必要な経験と捉えることで、過去の時間について思い煩うこともそんなにありませんでした。
今は家事もてきぱきとこなし、部屋の散らかりもすぐ戻れるようになりました。
子どもたちが大きくなって手があくようになったら、家事もふつうに出来てるし、私はむしろ出来る主婦だったことに気づき自信が持てるようになりました。
だからこそ、家事と育児が思うように出来ない人の気持ちが凄くわかる。
昔は自分も出来ないときがありましたので
何をやるにも、最初から出来ないと決めつけずに、意識を変えるところからやってみて
怖くても信じてそれを続けること。
自然と自分の望んだ未来が来るんだなとわかりました。
長い時間がかかりましたが、今ではすっかり解消したと思っています。
今、私は幸せなお嫁さんになるというごくありふれた夢を自己実現できました。
こんなごくありふれた夢でも叶えるのは大変だったし、でもみんながみんな出来てるわけでもないっていうのもわかりました。
これで私のネット依存症克服の話は終わりです。