午後のママカフェリピーターズ③では、午前に取り上げたテーマである『まわりの目が気になるママパパの助けになる考え方』をもっと掘り下げたような内容になっていて、午前で学んだことを心から納得して実践出来るような理論が盛りだくさんでした。
午前のママカフェ「周りの目が気になるママパパの助けになる考え方」はこちら
さて、子育てでよくある場面で対応に困るケース。あなたならどうしますか?
①遊びたいものを友達と取り合う
→貸してあげなさい、と子どもに言う
②ごはんを食べずに遊ぶ
→ごはんを親が食べさせる、座らせようとする
③着替えを自分でしない
→物で釣る、『着替えないと幼稚園行けないよ』などと脅す
このような場面が毎回毎日繰り返されるとき
子どもの好き放題にしておくと
①だったら、相手の子が泣いたり
②だったら、ひどく散らかった食卓になったり
③だったら、服が汚れて臭くなった
では
子どもはどうやって得たいものを得られるか?
①遊びたいものを奪って、相手の子を泣かして自分は遊ぶ
②食べないで遊んでいる
③同じ服をきたままでいることができる
→子どもは得たいものを得られる
もしも、ここに親が介入してきて無理やり親のコントロールを受けてしまったらどうなるか?(悪い結果)
①イヤイヤおもちゃを貸す
②イヤイヤ食べる
③イヤイヤ服を着替えさせられる
→子どもは親に自分の気持ちを受け入れられていないと思うようになる、親を信じられなくなる、それが悪化すると、家の外でその葛藤を解消しようとする行動をするようになり、いじめのいじめる側や非行に走るようになる
とにかく子どもにイヤイヤやらせるっていうのは一番良くないんだそうです。
反省しました深くふかーーーーく。。。
人はどうやって物事を理解して必要なことを身につけていくのでしょうか?
人は得たい!と思って初めて行動出来るもの。
ご飯食べなきゃ!食べたい!と思って初めて自分から食べるし
服を着たい!と思って自分から服を着る、これが本当に出来たってこと。
逆に、やらないときっていうのは子どもの中にその動機付けがされてない、生まれてないから出来ないんだそうです。
で
は
子どもが得たい!と思ったものにどんなイメージが貼りつけられていたら行動出来るようになるでしょうか?
①遊びたいもので遊ぶけれども、友達と仲良くあそべる(友達とおもちゃを奪い合う場合)
→物を貸す喜びの経験、人と一緒に遊ぶ楽しさ、それがわかっていることがあると自分からおもちゃを貸すようになる。
友達と遊ぶ前に、親と一緒に楽しく遊ぶという経験がないと友達にすら貸せないということ。
②遊んでいる途中でも、ごはんをひとりで食べられるようになる(ごはんを食べずに遊ぶ場合)
→日々の楽しい食事の時間、お腹がすいているという状況を作る
そもそも、ご飯食べないからといってそのかわりにお菓子をあげたりしたら食べないのも当たり前。0~1歳の子には汚れても良い環境を親が整える。
③自分で服を着替える(服をなかなか着替えない場合)
→自分で気が得られる喜びの経験、子どもの好みの服を自分で買わせる選ばせる、服を着やすい環境を整える。
親にとって子どもに身につけてほしい必要なことが身についていないのは、子どもに動機がないから。
その動機づけとなる経験や行動を親と子どもが一緒にすることで子どもは言葉で説明しなくても自分から学んでいく。
これらの行動ができるようになるために大切なことは?
・無理やりさせないこと。(子どもが出来るようになるまで待つ、手助けする)
・子どもが出来たことを小さなことでもいいから認めてあげること(褒めなくてもいい)
理想の親の在り方は、子どもが親の手を借りずに自分で自分のことをできるようになって生きていけること。
ママカフェリピーターズという応用編はレポにするのが難しいですね・・・
ただただメモにあったことを書いてみました。
そういうえば、自分に置き換えてみても心の底から納得できないと数学の公式とかも使えない(笑)
子どもに納得させようと思ってあーだこーだと物やほうびでつったりしていたことも反省しました。
ほうびでつる・・・これも褒美がないとその行動が出来なくなるし、過程を楽しめなくなるのでためなのだとか。
でも、今気づいて良かったです、少しずつ取り入れて子どものことを気長に待つようにしようと思いました。