周りの目が気になるときにとっていた親としての自分の行動が
愛する我が子を想ってのためではなく、親である自分を守るためだった
ということに気づけたのがこのテーマを学んでわかったことでした。
そして、まわりの目を気にするとき
私たち親は怒鳴ったり叱ったりする場面になることが
多くなります、と木村先生はお話を始めました。
たとえば、、、
児童館などで我が子が積み木で遊んでいる。他の子が貸して!と言ってきた。
しかし我が子は貸さない。こんなときどうしますか?
まず我が子に
「貸してあげたら?」というふうに声掛けしてしまうのではないでしょうか?
なぜ、そういう行動を親はとりがちだと思いますか?
理由は、ちゃんとした親に見られたいから。
ではないでしょうか?
しかしその自分のとった行動は、子どもに真似してほしい行動でしょうか?
そんなことを考えさせられました。
そうして得られた結果というのは子どもはイヤイヤ友達に貸すとか、我慢するとか子どもにとって好ましい結果ではないようです。
では、子どもにとって必要なことはどうやって身に着くと思いますか?
それは、子ども自身が自分の経験から友達とのかかわりによって学んだり
親や大人の真似をして身につけるものである、ということなんです。
では、子どものより良い成長に必要なことを身につけるときに大切なことはなんでしょうか?
周りの目が気にならなくなるために出来ること①
→子どもの自立と絆を意識して親自身がモデルとなるような行動をとる
まわりの人ぶ起こる事象は変えられないが、この状況の中でどう対応できるかを考えることはできるんです!
その瞬間瞬間でどんな自分でいたいか?ということを常に考えておくことが必要なのだそうです。
周りの目が気にならなくなるために出来ること②
→言葉で説明するよりも、行動を意識して示す
周りの目を気にして迷惑をかけないと強く思って成長するとどんな大人になると思いますか?
・言いたいことがいえない大人になる
・本音で生きられない
・感情の爆発が起こる
・人づきあいに臆病になる
などということが考えられます。
これをみてわが子に他人に迷惑をかけないと強く思って成長してほしいと思いますか?思わないですよね。
それに『迷惑』とひとことでいっても、あいまいだし意味が広すぎてよくわからないです。
「他人に迷惑をかけない」という言葉を他の言葉で置き換えたらどういう表現になると思いますか?
・皆と仲良くする
・人にイヤな思いをさせる
・相手の権利を認める
・皆が気持よく過ごせる
などと置き換えられますね。
子どもにあいまいな言葉(迷惑)と説明してもあまり伝わりません。
おともだちに迷惑かけるからおもちゃを貸してあげてね?
と、説明していてもそのうち子どもjはうんうんと空返事だけするようになるそうです。
だから、言葉ではなく、子どもにとって皆と仲良くするのが楽しいと感じる環境や経験をさせたり、親と楽しく遊ぶという経験や行動を通して子どもが自分で学んだり身につけるというのが一番なんですね。
周りの目が気にならなくなるために出来ること③
→成長している自分自身にも自身をもつ
そもそも、なぜそこまで周りの目が気になるのでしょうか?自分の子育てに自信がないから?
でも私たち、少なくともママカフェに通ったり、すくなからず育児書を読んで知識を得たりして子どもが生まれてからそれなりに出来る限りの努力はしているはずです。
それがあやふやになってしまう・・・というときというのは
有名人の子育てについての話をきいたりしてやってみたり、自己流でやってみたり、
親からされたから自分もするとか、情報に流されてしまったり育児の『信念』みたいなものがゆらぐから、なんですよね。
そうならないためにも
・自分の理想の子育てをいま一度考えてみる
・その理想に向かっておd力した結果、良い変化はどんなことがあったかを思い出す
・もしもその学びを知らなかったらどうなっていたか?も考える
・自分の軸となる育児法やメソッドを持つ
学びを継続させるということは、簡単なことではない。それが出来ているだけでも素晴らしいんだから、そういう自分を認めて自信を持っていってください。とエールをもらえた気がしました。
周りの目が気にならなくなるために出来ること④
→わが子の欲求への配慮を一番にする
子どもが積み木を貸さないでまわりの人を困らせてはいるけれどもそのときに一番大事なことは
自分の子どもの欲求ですよね?
それは親である自分自身が一番良くわかっているはず。
それなのにその思いとは裏腹な行動を親はとってしまっている、それでは子どもから自分の気持ちを受け入れられていないと思われても仕方ない、です。
他人をほおっておくわけではない、そもそも子どもは自分の遊びたい欲求が満たされたら親が言わなくても自然と積み木は貸せるものです。
おお!そうだよなあ・・・と思いました。
自然に積み木を貸せるまで親が待つ姿勢も大事なんだなと思いました。
親はできないこともたくさんあるし、不完全だし、どんな人でも弱さはある。だから、まずは自分自身の弱さを認めること、自分に弱さがあるから人の弱みがわかる.
だから、まずは自分自身の弱さを認めること、自分に弱さがあるから人の弱みがわかる、感謝出来る、生きる強さが生まれる、弱さあってこその自分自身なのだ、と木村先生はまとめてくださりました。
そうだよなあ、他人に迷惑をかけないって大事だけれど、我が子が積み木を一人占めして、友達を泣かせて、挙句の果てにその友達のお母さんを困らせて「おもちゃ、いい加減貸してくれませんか?」といわれても
でも、「うちの子が満足するまで遊ばせてくれませんか?満足したら貸せると思うので」
と。勇気を出して言ってみてもいいのかな?と思いました。
言えるかな、私(笑)
とりあえず、自分の理想をいつも忘れずに描いておくことから始めようと思いました。