や~っとアップできます。読んでから1カ月経っちゃった、てへ☆
ゆる家事本見ての全体の感想は、なんといってもあな吉さんのお人柄がよ~っく伝わってきたっていうこと。
手帳術の文庫版でも公言してましたけど
あな吉さんって、ホントにめんどくさがりさんなんですね
でも、そのめんどくさがりを悪いことだと思っていない、っていうところが素晴らしい。
これこそが発想の転換なんだなあ~って感じました!!
めんどくさがりも、良くいえば「合理的」っていう。
あな吉さんって、なんとなく料理研究家の枝元なほみさんと似てるなって思いました。
あな吉さんは文系出身かな?あな吉さんはマンガも好きだっていってたし、書く文章も文系の方が書く文章っていう感じ。
枝元さんは元劇団員なので、やはり文章のセンスがあります。
枝元さんも、ピシっと片付いたキッチンにできない、というか苦手だと言ってましたね。自称なまけもの、ともw
それに、料理においても素材の組み合わせのセンスとか
食材に向かうときの感じとか
ほわわ~んとしたお話のしかたとかもあな吉さんと似てるなって。
私は今までどちらかというと「家事大好き!」という料理研究家の方の本が好きで読んでました。
有元葉子さんや村上祥子さんなどがその代表。あな吉さんや枝元さんと反対の手法なので私の中で理系と分類してます。
先生方のキッチンスタジオの写真を見ても料理道具やら食器やらがピカピカと磨かれたように整然と並んでいます。
村上さんは家事が大好きで仕方ないとおっしゃっていました。
年子のお子さん三人いながらも、毎日家じゅうをピカピカにしても時間が余ってしょうがなくて、それで料理の仕事を始めたとも。
村上さんの料理レシピだけでなく料理に関連して書かれたこと
・揚げ油の処理のしかた
・ホームパーティーのやりかた
・家計簿のつけかた
・食器棚の選び方
・冷蔵庫の使い方
・献立の決め方
・冷凍保存と解答のしかた
などなど、調理以外のことについての村上流炊事はこちらの本
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にたくさん載っています。これは5年くらい前に読んだかな。
それから、「願い事手帳~」でおなじみのももせいづみさんのこちらの本
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これも5年くらい前に読んでました。
買いものの仕方や健康家電を取り入れるなどのことはこちらでも書かれています。
・上手に家電に頼る
・買いものは信頼できるネット宅配で週一回まとめて買う
→買いものの時間が削減、安心して食材を購入できる、ゆる家事本にもあり
・掃除機は充電式のハンディイタイプごみパックなしで小さなものをいくつか買う
→掃除機を出したり片づけたり、コンセントを抜き差しする手間を削減することで
掃除をやる気になれる、ゆる家事ではルンバでした
・食材の保存にはスタッキングできる容器を選ぶ
・無洗米を使う
・無駄な洗剤は買わない。重曹、クエン酸、せっけんで。
・洗濯物はたたまない
・ケータリングにも頼る
従来の「家事はこうでなきゃ!」っという常識や概念を覆すような新しい発想のものばかり。
以上、これ以外にも家事についての本読んでのゆる家事本の感想です。
まず、ゆる家事というからには上手に手抜きみたいなものを想像してたので
電子レンジやキッチンばさみの活用などが出てくるかと思いましたが一切なかったですね。
で、あな吉さんのレシピ本には「ラクする方法」っていうのがよく出てきます。
・豆腐の水切りがめんどくさいから乾物と一緒に合わせて置いておく
とか
・冷蔵庫の残り物を一気に処理するためのレシピ(残り野菜のさつまあげとか)
があったり、一気にたくさんの野菜を使いきってしまうものがあります。
他の料理研究家の方のレシピ本には見られない特徴。
村上さんは、残り物を使い切るときは「小ぶりにする」とよく言います。
どっさりもらった箱詰めのりんご。まとめて煮てジャムなんかはダメ。なぜなら「かさばって量がふえるから」
この場合は潔くご近所に配るか、ジュースにしてしぼって飲むのがいいって言ってました。
だいたいの料理本の最後のほうには、たいてい「素材別索引」がありますがそこに
「野菜なんでも」っていうのは、見たことありません。あな吉さんだけですよ?
なんでもって何?!みたいなwww
あな吉さん独特のセンスがあふれるレシピだなって思います。
で、時間は短縮といってフープロや圧力なべは出てきても、保温なべやそのたの便利な調理グッズとかは一切出てきてないというのに気が付きました。
多機能の道具をシンプルに使いこなして、物を増やさないようにしているんだなと思います。
それから、ラクはしても、ケータリングや出前にも頼らない。でもこれが、主婦から絶大に支持される所以だとも思います。
でも、何より一番私のためになったっていうのが、やはり
理想の家をwishコラージュする
家族とのコミュニケーションでラクする
っていう部分
これ以外のことは、今までもそれなりに本を読んでて、なんとかなってきたものでした。
正直、料理についての悩みもないし、食材も無駄にしたことほとんどないし、掃除は重曹とクエン酸で安全快適だし、手帳術でルーティンワークの時間の段取りもできてきてた・・・・
つまり、一人でできること、勉強して何とかなるものは簡単なんだけど、「誰かに頼って」とか「自分の住みたい家」とか考えたり変えたりするのがやっぱり苦手で今の私の課題
家とかインテリア、加えて食事にも関していえば
「屋根あって住めればいいし!!」
「食べれればなんでもいいし!!」
としか思ってなかったしw
だって、そうだよね?
パンがなければお菓子を食べればいいじゃない、じゃないんだから、お金ないのに食べ物に文句を言っていられないわけです。
食べられればそれで幸せなわけです。そういうレベルの生活でした。
それから、家族に家事を何か頼もうと思っても「自分の仕事なのに頼むのは引け目を感じるし、頼まれたほうもやる気しないだろうな、それに断られるの嫌だし・・・」っていうネガティブな感情が先行。
そもそも、屋根あればいいし。。。っていう発想は、それくらい、お金のなかった生活が長かったから、そこまで考える余裕すらなかった。
でも、最近は子供がこんなに増えても、あな吉さんの講座が受講できるまでに余裕ができてきたこと。
これってすごいことだよね!!
手帳やその他人生において大切なことを実行してきたおかげで、子供が病気しなくなったり、事故事件に巻き込まれなくなったりでやっと平穏な生活が送れるようになってきたから
そんなことを考えるきっかけをゆる家事本は教えてくれました。
今度の仙台講座でも、ゆる家事講座があるので楽しみです
奴隷のように出産と育児を繰り返ししてきた20代にサヨナラして、新しく何かが始まる30代は自分のことを一番大事にしたい。
だから、これまでの古い考えを清算して、新しい考えかたをしていかなきゃなって切実に思います