鈴木杏奈主催『Summer Acoustic LIVE2019』
鈴木杏奈 IKUHO 祐夏 の3マンライブ
二番手は祐夏ちゃん
彼女の生歌を聴くのは2度目
ハコでは初
彼女の歌声も、心ではなく魂に響く
力強い中にも儚げだったり、優しさだったりを凄く感じた
路上で鍛えられているからか、声量も抜群である
声量がある人はいるが、聴いている側がお腹いっぱいになってしまうようなことはなく、ずっと聴いていられる
それは、ただ力強いだけではないからだろう
ドカンと声を張っていたと思えば、フワッとなったり、語尾の切り方に儚さとか切なさを感じたりできるからだろう
ただこれは技術云々の話ではなく、それが自然であることに、彼女の表現力が小手先ではないことがわかるという話しだ
音楽に正解もなにも、そういうものはない
ただ自分のやりたい音楽をやれているかどうかであり、聴き手はそれを好きかどうかなだけ
そういう意味で、彼女は自分の音楽を持っている
紛れもないアーティストだ
ギターに関しては、掻き鳴らすというわけでなく、キッチリと奏でられている
声を張っている時は、どうしても強く弾いてしまうものだが、彼女はそうはなっていない
これは、こーへいくんと感心していた
ちゃんと歌は歌、ギターはギターで分けられている
あと、所作はことごとくカッコいい
歌っている時だけでなく、カポをいじっている姿までカッコいい
今後の活躍に刮目すべしだろう
