くーろんSS創作の杜 -7ページ目

くーろんSS創作の杜

私が思い付いたSSを投下します。たまに日記的なのも掲載予定。

結衣「なんか、関西弁しか喋れへんようになってもうてる……」

京子「なにこれ、むっちゃおもろいww」

ちなつ「関西弁の結衣先輩も格好いいですぅ」

あかり(ちなつちゃん、アクセントもバッチリや)

結衣「あれやな、こういうんに詳しい人っちゅうたら一人しかおらんわな」

京子「せやな」

~~理科準備室~~

西垣「おぉ、なんや? 4人揃って珍しいなぁ」

京子「なんかな、標準語で喋ろ思ててもなぜか関西弁で喋ってまうねん」

西垣「あぁ、それ私のせいやw」

結衣「な」

あかり「西垣先生、どないしはったんです?」

西垣「それはな、この世界の創造神なもりは京都に住んではってな、その影響が漫画に及ばへんように私が言語ツールで標準語に直しとってん。でな、ちょーっと英語にしたらおもろそうやな思ていじっとったら壊れてんw」

京子「西垣ちゃんらしいわw」

ちなつ「ほんで、それ直るんですか?」

西垣「私が作ったもんやで? せやなぁ……1日はかかるやろけど、日常生活には支障はあらへんやろ? まぁちょっとの間、それでゆるゆりしぃや」

~~部室~~

京子「ちゅうわけで部室に戻ってきたわけやけど」

結衣「話し言葉が関西弁になったからゆうて、なんや変わることあらへんわなぁ」

あかり「せやけど、ほんまに関西弁しか出てこおへんなんて不思議やわぁ」

ちなつ「なんかやることありませんね」

京子「ちなつちゃんは丁寧語やから、文字にしたらいつもと変われへんのちゃう?」

ちなつ「ぐ。ちょっとぐらい変わっとるはずですっ」

結衣「イントネーションは完璧やな」

ちなつ「きゃっ! 結衣先輩に誉められましたぁ!」

あかり(ほんまに変わらへんなぁ…)

京子「せっかくの機会や! 他の人がどないして話してるんか聴きに行こや!」

あかり「わぁ、おもしろそう」

~~生徒会室~~

京子「ゆうても、ここくらいしかあれへんしなぁ」

結衣「生徒会かて一応は活動してはるんちゃうんか……?」

京子「ええやろ」

結衣「ようないわ」

ガララッ

京子「遊びにきたったでーー!」

綾乃「ちょっと歳納京子! 部屋に入るときはノックぐらいしぃていつも言うてるやろ!」

櫻子「わぁ! あかりちゃんとちなつちゃんもおる!」

あかり「あはは! 櫻子ちゃんも関西弁やー」

向日葵「西垣先生も困ったもんやわ……なんでアレを弄ろ思わはったんやろ…」

ちなつ「いつまでも子供みたいな心持ってはる先生やしな」

千歳「ふふっ、一気に生徒会室が賑やかになったね」

ごらく部「!?」

京子「う、嘘やん。なぁ結衣、今ん聞いた?」

結衣「聞いた。完全に標準語やった」

千歳「どうしたの?」

あかり「い、池田先輩が標準語喋ってはる……」

ちなつ「私たちの逆やね……」

綾乃「そうなんよ。私らは普段標準語やから関西弁になってもうてるけど、千歳は普段京都弁やさかい、標準語になってもうてんねん」

千歳「本当面白いよねぇ。なんかうちが標準語を喋ってるってすごく新鮮だよー」

京子「もはや違和感しかあらへん……」

綾乃「1時間もすれば慣れるもんよ」

結衣「まぁ、たしかに段々自分の喋りに違和感を覚えへんようになってきたわ」

向日葵「ちょっと櫻子、サボってへんで作業しよし」

櫻子「えぇーだって今おもろいとこやん」

向日葵「あらそう? ほな、次期生徒会副会長の座ぁはわたくしがいただくことになりますわ?」

櫻子「ハァ!? やかましいわ乳魔神! だいたいなんでこれが副会長の座ぁに関係あんねん!? 誰も見てへんやんけ」

向日葵「こういうんは普段の行動に出るもんや。選挙のときだけええ顔見せとっても、後から必ずボロが出んねん」

櫻子「なんや今日調子ええな?」

向日葵「ええ、絶好調やわ」

あかり(リアルに怖い)

ちなつ(それな)

~~帰り道~~

結衣「ほんまに、いつもとたいして変わらんかったな」

京子「ちょっとおもろい変化があっても、すぐ飽きてまうねんな。よおわかったわ」

結衣「今日泊まっていくん?」

京子「ええの?」

結衣「かまへんで」

~~生徒会室~~

綾乃「ほんまもう……歳納京子はなんでいつもああなんやろ」

千歳「でも綾乃ちゃんは、そんな歳納さんを実は心待ちにしていたりするわけでしょ?」

綾乃「し、してへんわ////」

千歳「関西弁で照れる綾乃ちゃんも可愛いね」

綾乃「や、やめてぇや……ほんまに恥ずかしいねん///」

千歳「まぁでも、今日はいい経験になったんじゃない? いつもは見られない、いつもとは違う歳納さんを見られてさ」

綾乃「…………///」

千歳「あ、せっかくだから、関西弁で歳納さんにアプローチしたらどうかな!」

綾乃「そ、そんなのハードル高すぎ高槻やっ!」

千歳「あはは。さ、さっと片付けて戸締まりして帰ろう?」

~~吉川家~~

あかり「でも、今日はなんでいきなり泊まりに来てなんて言うたん?」

ちなつ「あかんかった?」

あかり「そそ、そんなんちゃうよ。だって、別にそんななんでもない日に突然誘ってくれるなんて、あかりは嬉しいで?
せやけど、あまりに突然やから、どないしたんかなぁ思て」

ちなつ「……笑わへん?」

あかり「うん」

ちなつ「…………私今日、全然喋ってへんことあらへん?」

あかり「…………」

あかり「…………ぷ」

ちなつ「ほらわろたやん! だから言うの嫌やってん…」

あかり「そんなん気にせんときいや。あかりなんて一言も喋られへんで話が終わったりしてんねんで?」

ちなつ「やめてあかりちゃん辛い」

あかり「あかりもゆうてて悲しなってきたわ」

あかり「でも……今日は誘ってくれて、ほんまにありがとうな♪」

~~アルビス~~

櫻子「なんでよりにもよって今日がわたしの当番やねん……」

向日葵「なんでわたくしは櫻子の買い物なんかに付きおうてんねやろか……」

櫻子「ちょっと向日葵、ちゃんと買うもん覚えとるんか?」

向日葵「あんたが買うもんやろ。なんでわたくしが覚えてなあきまへんの?」

櫻子「もう……人が気ぃ遣(つこ)てやってるっちゅーのに……」

向日葵「なんですの?」

櫻子「向日葵、今日一人や言うてたやろ? せやから、うちで一緒に晩飯食べてけば、言うてんねん」

向日葵「……櫻子」

櫻子「ついでに作るの手伝(てつど)うてほしいしな」

向日葵「本音はそっちやね」

櫻子「やかましいわ」

向日葵「……おおきに」

櫻子「…………ん」

~~ふなみけ~~

京子「結衣のオムライスはほんま絶品やわ~」

結衣「おーきに」

京子「ふぁぁ。腹一杯になったらなんかラムレーズン食べたなったわ」

結衣「そうくるか」

京子「ある?」

結衣「ちょっと待ちぃや今見にいくねん」

結衣「…………」

結衣「あー、切らしてもうてるわ」

京子「嘘やん!? ほんまに?」

結衣「ほんまやって。ほら」

京子「…………嘘やん……」

結衣「そんな気ぃ落とすんか。ほら、まだ夜も深ぁないし、コンビニ行って買(こ)うてきたらええやんか」

京子「うん! ほなSuica!」

結衣「それを言うならICOCAやろ」

~~吉川家~~

ちなつ「やっぱりな、こうゆうおかしな状態になってるときこそ、アプローチのしがいがあると思うねんな」

あかり「うん……うん」

ちなつ「結衣先輩も混乱しとると思う。せやけど、そこを一緒に乗り越えたときに、さらにもう一歩近づける思うねん」

あかり「……う……」コクン

ちなつ「あぁ……もう22時やもんな……」

ちなつ「しゃあないなぁ」

ちなつ「ほらあかりちゃん、布団で寝ぇ?」

あかり「あぅ…………うん……」

ちなつ「結局私もそんなに喋られへんかったし……でも、ありがとなぁ……あかりちゃん」

あかり「うぅーん……」

あかり「……ちなつちゃん…………」ガシッ

ちなつ「えっ」

あかり「……」チュッ

ちなつ「ぁ……///」

ちなつ「……えぇえっ」

あかり「……すぅ……」zzz

ちなつ「…………寝惚けとっただけかいな……」

ちなつ「ほんまもう……大胆やで、あかりちゃんも」チュッ

~~大室家~~

撫子「ふーん。なも中でそんなことがあったんや」

向日葵「困った話ですよねぇ」

撫子「でもおもろいからそれでええんとちゃう?」

向日葵「撫子さんまでそんなこと言わはるんです!?」

撫子「最初は違和感あったけど、慣れってほんま怖いわ」

花子「櫻子お前なんでニンジンよけとんねん」

櫻子「やかましいわボケぇ。花子かて……」

花子「私かてなんや」

櫻子「……なんでもないわ」

花子「なんでいつまでも好き嫌い持ってんねん。ええ加減その癖直しぃや」

櫻子「花子なんかに言われたぁないわ」

花子「ほな言われへんようにしっかりしとけし」

向日葵「もぅ……ちゃんと食べんさいな」ヒョイパク

花子「あぁ……ひま姉ええのに」

向日葵「気にせんでええって」

櫻子「…………う」

撫子「…………」

撫子「あんたら結婚せえや」

~~ふなみけ~~

京子「ラムレーズン食べたら眠なってきたわ」

結衣「アルコールのせいやな」

結衣「ちゅうか、お前いつもあんだけ食うててよう眠ぅならんとすごせとるなぁ」

京子「テンション上げとかんと、気ぃ抜いたらすぐ眠ってまいそうやからな」

結衣「だからいつもあんなギャンギャンゆうてんねんな」

京子「やかましい」

結衣「ほら、寝こけてまう前に布団出すの手伝うてくれ」

京子「ん」

~~~~

結衣「電気消すで」

京子「ん」

結衣「ほんまにいつもと変わらへんかったな」

京子「結局、それが私らやねん」

結衣「まぁ明日には例の機械も直ってるやろし、明日からはまたほんまに普通の日常が来るわけや」

京子「一応、今日は特別みたいなもんか」

結衣「グリコのおまけみたいな」

京子「夢がないなぁ」

結衣「なんの夢を持てぇ言うねん」

京子「ほら、特別やで?」

結衣「特別なぁ」

京子「……特別なこと、しよや」

結衣「……はぁ?」

京子「んんん!! 何度も言わせんといてや!」ギュゥ

結衣「おぉ……」

京子「今日限りやからな……明日からやと、こんなん恥ずかしいてでけへん」

結衣「まぁ、ほんまに今日ぐらいしかできひんしな」

京子「このまま寝てええ?」

結衣「かまへんで」

~~朝~~

結衣「Kyoko! Kyoko! Get up!」
(京子! 京子! 起きろ!)

京子「mmm... what?」
(ううん……何?)

結衣「we are speaking English!」
(私たち、英語を喋ってるぞ!)

京子「Huh... what do you say? ... oh 」
(はぁ……何言ってんの?……おう)

結衣「Ms. Nishigaki ... 」
(西垣先生……)

~~七森中~~

西垣「hahaha! well, I have failed!」
(ははは! いやぁ、失敗したよ)

綾乃「Why do you regard it as proud... 」
(なんでそんなに誇らしげなんですか……)

千歳「what should we do from now on」
(うちら、これからどうしたらええねやろ)

西垣「Bear for more a day」
(まぁもう一日耐えてくれ)

~~~~

櫻子「yeah! I am speaking English fluently!」
(わぁ! わたし、英語ペラペラだぁ!)

あかり「you are great, Sakurako」
(すごいよぉ櫻子ちゃん)

ちなつ「no no. everyone is speaking English ...」
(いやいや、みんな喋ってるよ……)

向日葵「Ms. Nishigaki is the problem person...」
(西垣先生、困った人ですわ……)

~~~~

結衣「after all, it is not different from usually」
(結局いつもと変わらないんだよなぁ)

京子「it is good thing, isn't it 」
(まぁいいことなんじゃないの?)

結衣「what you said yesterday come again」
(お前が昨日言ってたこと、また来たな)

京子「it is "special"... I'm shameful...」
(特別、か……恥ずかしいだろ)

結衣「do you restart the yesterdays tonight?」
(今夜、昨日の続き、するか?)

京子「…………」

京子「yes」
(ん)

The End