ファーストビューティークリニック福岡院(2019年12月4日公表) | 林田学監修:適格消費者団体の動向

林田学監修:適格消費者団体の動向

元政府委員・薬事法ドットコム社主の林田学です。適格消費者団体の動向についてお伝えしていきます。
適格消費者団体は、景表法・特商法に関して消費者庁を補完する役割を果たしており、その動向は重要です。

1.消費者団体

佐賀消費者フォーラム

 

2.概要

佐賀消費者フォーラムが、ファーストビューティークリニック福岡院に対し、平成 30 年 11 月 28 日付けで、佐賀県内で配布されているフリーペーパー中の同事業者の広告において、①「15 歳以上若返り!」、②「極上の仕上がり」、③ 「三大手術特化専門センター」、「フェイスリフト(若返り)・小顔手術センター」、 「豊胸術・垂れ乳挙上術センター」、「わきが完治手術センター」との各記載及び④ 手術前後の写真が、それぞれ掲載されているところ、これらの表示は、不当景品類及び不当表示防止法第5条第1号(※1)に規定する優良誤認表示に該当するとして、 各表示の改善を申し入れた。

 

3.結果

令和元年 10 月 30 日、佐賀消費者フォーラムは、上記の申入れに関する表示はいずれも削除されたことを確認し、申入れの趣旨に沿う内容の改善がなされたものとして、 申入れを終了した。