本日のNTレシオはほぼ横ばい、現物インデックスベースで12.146で引けました。
NTは前場、反発の兆しがあったものの、後場にかけて頭が抑えられ、結局引けてかけて下落していきました。最近、比較的多く見られるパターンです。
今日のNTの動きを見ていると、何か大きな力が働いているような、分析することに意味がなくなるような力が働いているような気がしました。
日銀がETF購入をTOPIX型にする話はもちろんですが、直近のNTの低下はそれだけではないような気がします。政権交代が起きた09年の衆院選挙で、当時の国民新党が225先物の廃止を選挙公約にしていたことを思い出しました。そして、亀井静香氏が畑違いの金融相に就任するということが起きました。(結局、公約には手を付けませんでしたが。)
政策当局から見れば、225先物は、ちょっとした海外要因で、日本株に余計なボラティリティを発生させ、中長期の投資家の参入を阻害しているように見えるのかもしれません。中長期の投資家がいなければ、株価は長期的に右肩上がりになりにくい。彼らから見れば,日本は、先進国の中で唯一、株価が右肩上がりになっていないため、年金等の問題が発生するのだ、日銀にとっては期待インフレ率の上昇を醸成することができず、いつまでもデフレから脱却できないのだと。
2013年に東証、大証が経営統合され、JPXが誕生しました。先物は大証に集約され、東証がそれまでやっていたTOPIX先物も大取が引き継ぐことになりました。
日経平均は日本経済新聞社に著作権があります。一方、TOPIXは東証です。
日経225先物が旗印だった大証も、今やグループ会社が著作権を持つTOPIX先物により注力する立場になっているはずです。事実、JPXの今期決算を見ると、TOPIX先物の取扱が増えてきていることがわかります。
個人的な感想ですが、225先物がなくなることはないでしょうが、先物市場をTOPIX主導にし、225先物の影響力を低下させようとする勢力があるような気がします。
直近の一方的なNTの低下は一体何に起因するのか。。。。?