「亡くなった犬の気持ち」で検索して来る方が多いので、それについて。


「亡くなった犬の気持ち」で、私がすぐに思い浮かぶのは、

福島の原発事故で、飼い主が避難して残された犬たちが

繋がれたまま餓死した映像です。

今もとても心が痛みます。あの犬たちはどんな気持ちで亡くなって行ったのでしょう。

参考のホームページが在りました。

「20キロ圏内で起きたこと」 ←とても衝撃的な画像なので気を付けてください。


カウンセリングでも、動物の気持ちが知りたい、という方が在ります。

飼い主が留守中に亡くなって、あるいは、動物病院に入院中に亡くなるなど

亡くなった時の状況が分からない、というものです。

ワンコの性格にもよりますが、甘えん坊の子はいつも飼い主の側に居たいです。

人間もそうですが、最後は自宅で、仲良しの人間に見守られて逝きたいでしょう。


犬は、純粋で素直な心を持っています。いつも飼い主の人間を信じています。

飼い主に怒られたり叩かれると、怖いのですが、やっぱり信じているので、

尻尾を振って、「遊んでほしいな」とアピールします。

人間の子供もそうですよね、親に虐待されても、やっぱり自分の親なので慕います。

ですから、「亡くなった犬の気持ち」は、いつもと変らず、

人間の家族と一緒に居たい、人間を慕う気持ちは変わりません。

ワンコが亡くなるときは、出来るだけ仲良しの家族が看取ってあげることです。

それまでいろいろな経緯があり、苦しい事や大変な出来事があっても、

飼い主の家族に囲まれて、穏やかに逝くことができると、

犬はすべてを許してくれます。

ワンコは素直なので、人間の愛の気持ちをそのまま受け取ります。

「やっぱり自分を好きなんだ」と感じられたら、ワンコはそれで充分なのです。


亡くなることは理解できない子が多いですが、

具合が悪くなり、急激に体調が変化すると、犬はとても不安です。

最期は、「大丈夫だよ、良い子だね」と言ってあげてくださいね。

飼い主が優しく語りかけると安心します。

穏やかに、穏やかに、




 
 犬霊クッキー

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