今まで僕が使ってきたカメラはコンデジが計6台、一眼レフが計4台です。一眼レフの話は置いておいて、コンデジの話なんですが、僕が今までコンデジに求めてきたことはズーム(望遠)機能です。なので使ってきた6台すべてがズーム機能のついた機種でした。6台のうち3台はいわゆるネオ一眼と呼ばれるタイプのもので、コンデジといっても見た目に一眼カメラかと思うほど大きなサイズの機種です。ズーム倍率も30倍~50倍と超望遠のズームがきくもので、このズーム機能を使って写真を撮るのが楽しくてしかたがありませんでした。

 

  写真やカメラに興味を持つようになって約12年になりますが、2008年に初めて買ったコンデジが、

 

 

 

  富士フィルムのFinePix F100fd です。2008年発売のカメラです。

この頃はまだ写真のことやカメラのこともほとんど知識がなくて、どれを買ったらいいんだろう?何を判断基準に選んだらいいんだろう?というような状態でした。カメラといえばキャノンやニコンが主流というのは知っていましたが、特にメーカーに対しての思い入れもないので、最終的にはコスパ重視で安くなってたこの富士フィルムのカメラにしたと思います。2008年にどうして写真やカメラに興味が出たかといえば、この年にブログを始めたからです。ブログをやるのに文章だけじゃどうしても寂しいし写真も載せなきゃなということでカメラを買うことにしたのがきっかけでした。FinePix F100fdにはずいぶん活躍してもらいました。僕的には性能面で特に不満があるわけでもなく、十分満足して使っていました。

 

  ただ、12年前のコンデジとなると、中古市場でももはやまともな値段はつきません。ヤフオクやメルカリを見ていても、この機種で3千円~4千円も出せば程度のいいものが買えると思います。

 

 

  しかしこの機種よりも前の2007年に発売された古い機種でありながら、今だにヤフオクやメルカリで1万円以上値を付けている機種がありました。それが、

 

 

 

 

  リコーのGRデジタル2 です。リコーのGRは当時から人気のある機種だったので名前は知っていましたが、ズーム機能がついていないカメラなので僕的には全く眼中にないカメラでした。いくら画質が良くてきれいな写真が撮れるといっても、当時の僕的にはそれほど画質にはこだわってないし、撮れればいいやというようなスタンスでした。これまでズーム機能のついてないコンデジなんてまったく気にしたことがなかったのですが、なぜか最近ふと気になるようになったのです。13年前のコンデジでありながら今だに1万円もするってどういうことやねん、なんでや?そんなに価値があるのか?やっぱりちょっとだけ気になったわけです。で、一度試してみたくて買うことにしました。ヤフオクで1万ちょっとで購入しました。そして早速、今日少しだけ試し撮りしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   なるほど。

 

 

  これが13年前のコンデジの画か。きれいに撮れる。キレがある。まるで一眼カメラで撮った写真みたいだ。ちなみにこのGRデジタル2は有効画素1000万画素のカメラです。写真はノーレタッチです。撮ってサイズだけ小さくしてます。

 

  FinePix F100fd(1200万画素)で散々写真撮りましたが、当時こんなキレのいい写真は撮れてなかったです。なるほどな~、単焦点のカメラはズーム機能なくて使い勝手はめちゃ悪いけど、こういう画が撮れるんだな。人気が出るのもわかるわ。今でも中古で1万円するのも納得です。しかし13年前のGRでこれだけの画が撮れるということは、最新バージョンのGRもすごそうやな。イメージセンサーもAPS-Cになってるみたいやし。なんか最新のGRがめちゃ欲しくなってきた。